今回ご紹介するのはこれ。
![IMG_6598.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_6598.jpg)
COLEMAN Model523
第二次大戦時、米軍が屋外での医療器具煮沸用に用いたストーブです。
実はこれ、過去にご紹介したM-1941を二つくっつけた構造になっているので、
結構大きくかさばります。
ですので、安定するように、ゴトクがストーブ安定用の足にもなっており、
また付属の風防もかなり大きめ。
![IMG_7198.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7198.jpg)
しかしそのおかげで、かなり大型のバットを使用でき、
様々な医療器具の煮沸に役立ったと思います。
![IMG_7195.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7195.jpg)
なお、バットはそのまま収納ケースを兼ねております。
そしてケースのふたには
![IMG_7194.jpg](//blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7194.jpg)
医療の象徴であるアスクレピオスの杖が刻印されております。
とはいえ、一般ストーブのバーナー部を流用しているので、
同じ医療用でも、以前ご紹介の527などと比べると火力は段違いなうえに、ツーバーナーですから、
たとえば、カレーとご飯を同時に作ることも可能です。
(名医アスクレピオスさんに杖でぶたれるか?(=^^=)ゞ)
またストーブやケースだけでなく、風防も少々凝った作りになっております。
![IMG_7203_20170713165147c97.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7203_20170713165147c97.jpg)
一見普通の折りたたみに見えますが…
![IMG_7204.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7204.jpg)
左右に引っ張るとスライドして広がり、
小さなスリットが出てきます。
で、使いやすい長さにしてからそのスリットに、
![IMG_7202.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7202.jpg)
こうしてフックをひっかけ固定できるので、
設置場所の自由度が上がるだけでなく、強風にあおられても結構平気っぽい。
また予備パーツも豊富で、専用のパーツ袋の中には、
![IMG_7200.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7200.jpg)
ガスケット、ヴァポライザーなどの消耗品はもちろんのこと、
フィラーキャップまで付属します。
こういう細かなところがいかにも軍用ですね。
とはいえ、基本構造は1941と全く同じなので、
慣れてさえいればメンテもサクサク進みます。
![IMG_6658.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_6658.jpg)
こういうのは、一応パーツを左右に分けて管理します。
(ごくたまに、左右で癖の違うときがあるのですよ。)
バルブの方は状態が良かったので無理に引き抜かず、
タンクと併せ、液剤による洗浄で済ませました。
![IMG_7048.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7048.jpg)
で、古くなったグラファイトガスケットを新しいものと交換。
これで渋かったハンドルやレバーの動きが格段に良くなります。
ついでにゴトクの裏側もきれいに拭き掃除。
![IMG_7163.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7163.jpg)
お!こんなところに予備パーツ!
銀色のケースの中には、ヴァポライザー、ニードル、グラファイトガスケットなどが入っております。
で組み付け完了。
![IMG_7186.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7186.jpg)
組み付け前に、各ネジ部には耐熱グリスを塗っておきます。
気持だけかもしれませんが、焼きつき防止に役立つような気がするのです。
そして圧漏れテストに合格したらば…
![IMG_7173.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7173.jpg)
ファイヤ~!
テスト燃焼は上々で、15分程度安定して燃え続けましたが、
向かって左のバーナーの方がやや火力が強い感じ。
この手のツーバーナーて、いつもこういうばらつきが出る気がするのだけど、
古いものだとどうしてもそうなるのかな?
というわけで、動画はこちら。
ピンボケですみません。
(しかし、カメラまで老眼かよ!)
よし!一応これにて作業完了。
でもこれ、バイクで運ぶには大きすぎるから、
当分はガレージの飾りになる予感…
放出するか…?
![IMG_6598.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_6598.jpg)
COLEMAN Model523
第二次大戦時、米軍が屋外での医療器具煮沸用に用いたストーブです。
実はこれ、過去にご紹介したM-1941を二つくっつけた構造になっているので、
結構大きくかさばります。
ですので、安定するように、ゴトクがストーブ安定用の足にもなっており、
また付属の風防もかなり大きめ。
![IMG_7198.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7198.jpg)
しかしそのおかげで、かなり大型のバットを使用でき、
様々な医療器具の煮沸に役立ったと思います。
![IMG_7195.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7195.jpg)
なお、バットはそのまま収納ケースを兼ねております。
そしてケースのふたには
![IMG_7194.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7194.jpg)
医療の象徴であるアスクレピオスの杖が刻印されております。
とはいえ、一般ストーブのバーナー部を流用しているので、
同じ医療用でも、以前ご紹介の527などと比べると火力は段違いなうえに、ツーバーナーですから、
たとえば、カレーとご飯を同時に作ることも可能です。
(名医アスクレピオスさんに杖でぶたれるか?(=^^=)ゞ)
またストーブやケースだけでなく、風防も少々凝った作りになっております。
![IMG_7203_20170713165147c97.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7203_20170713165147c97.jpg)
一見普通の折りたたみに見えますが…
![IMG_7204.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7204.jpg)
左右に引っ張るとスライドして広がり、
小さなスリットが出てきます。
で、使いやすい長さにしてからそのスリットに、
![IMG_7202.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7202.jpg)
こうしてフックをひっかけ固定できるので、
設置場所の自由度が上がるだけでなく、強風にあおられても結構平気っぽい。
また予備パーツも豊富で、専用のパーツ袋の中には、
![IMG_7200.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7200.jpg)
ガスケット、ヴァポライザーなどの消耗品はもちろんのこと、
フィラーキャップまで付属します。
こういう細かなところがいかにも軍用ですね。
とはいえ、基本構造は1941と全く同じなので、
慣れてさえいればメンテもサクサク進みます。
![IMG_6658.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_6658.jpg)
こういうのは、一応パーツを左右に分けて管理します。
(ごくたまに、左右で癖の違うときがあるのですよ。)
バルブの方は状態が良かったので無理に引き抜かず、
タンクと併せ、液剤による洗浄で済ませました。
![IMG_7048.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7048.jpg)
で、古くなったグラファイトガスケットを新しいものと交換。
これで渋かったハンドルやレバーの動きが格段に良くなります。
ついでにゴトクの裏側もきれいに拭き掃除。
![IMG_7163.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7163.jpg)
お!こんなところに予備パーツ!
銀色のケースの中には、ヴァポライザー、ニードル、グラファイトガスケットなどが入っております。
で組み付け完了。
![IMG_7186.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7186.jpg)
組み付け前に、各ネジ部には耐熱グリスを塗っておきます。
気持だけかもしれませんが、焼きつき防止に役立つような気がするのです。
そして圧漏れテストに合格したらば…
![IMG_7173.jpg](http://blog-imgs-108.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_7173.jpg)
ファイヤ~!
テスト燃焼は上々で、15分程度安定して燃え続けましたが、
向かって左のバーナーの方がやや火力が強い感じ。
この手のツーバーナーて、いつもこういうばらつきが出る気がするのだけど、
古いものだとどうしてもそうなるのかな?
というわけで、動画はこちら。
ピンボケですみません。
(しかし、カメラまで老眼かよ!)
よし!一応これにて作業完了。
でもこれ、バイクで運ぶには大きすぎるから、
当分はガレージの飾りになる予感…
放出するか…?