プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

『ロンゲストナイト』

2008-10-03 | 香港映画
先週の日曜日久々に梅田で映画でも観ようかという話しになり、
何が観たいかというと私は『ウォンテッド』、
クニパは『アイアンマン』か『ハンコック』ってことで、
2人とも譲らず・・・結果、レンタル屋で香港映画を借りて家で観る事に。
なぜかまた、いつものパターンになっちまった

借りたDVDは『ロンゲスト・ナイト(暗花)』(1997年)
パトリック・ヤウ監督、ジョニー・トー製作の出演トニー・レオンという映画で
まあるくこのDVDに瞬時決定

あらすじは、
場所はマカオ。黒社会の勢力を二分するリーダーのケイとジョージは
和解して抗争に終止符を打とうとするが、
長老ホンがこの機に乗じて勢力を一気に伸ばそうと画策する。
そんな中ジョージの首に闇の懸賞金(=暗花)が掛けられたという噂が流れ、
その出所を探るケイの息がかかった悪徳警官サム(トニー)が
どんどん罠にはまって追い詰められていくというサスペンス。

観終わった感想は、とってもエグイけど、面白かった!
スリル、緊張感、テンポに話の展開、どれも秀逸。そして衝撃のラスト!!
さすがジョニー・トー。

最初話しの筋が読めず、
トニーが悪徳警官であると気が付かなかったのです。
顔が悪役向きではないけれど、なんのなんの目を背けたくなるような暴力シーン。
『ラストコーション』でもなかなかの冷血役でしたがね。

でも謎の男役ラウ・チンワンの存在感がキョーレツだったので、
トニーがちょっとくわれてました。
だってね、ラウチンの顔がキョーレツ過ぎなんだもん(笑)

この映画は「ダーク・トリロジー」(暗黒3部作←こわ!)のひとつ。
あとの2本は『ヒーロー・ネバー・ダイ』と『デッド・ポイント(非常突然)』。
先に『デッド・ポイント』を観てしまっていたのですが、
こちらもすんごい映画でした。
ラストの衝撃度はこちらの方が上です。
観る順番が逆でしたね、香港ノアール物あなどりがたし

『香港映画の街角』という本、言いたいことが詰まっています。
やはり『インファ・・・』で香港映画に嵌った方が他にもいらっしゃるのですね。
まだ読んでいませんが、ぜひ読みたい本であります。【プク】





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