『花の下にて春死なむ』北森鴻/双葉文庫(2016/9)
ひっそりとアパートの自室で息をひきとった、初老の俳人の片岡草魚。
なぜか彼の身元や血縁関係を示すものは何一つなかった。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒が、残された句帳から過去を追っていくと・・・。
東京は三軒茶屋の路地に、ひっそりと佇むビアバー「香菜里屋」。
料理も絶品なマスターの工藤が、
常連が持ち込んでくる謎と人生を解き明かしていく連作短編集~裏表紙より
ちょうど桜の季節に、表紙の絵につられて読んだミステリー本。
面白かったです。
こちらは日本推理作家協会賞受賞作全集95巻でしたが、
その他の作家さんの作品もぜひ読んでみたくなりました。
『フリーター、家を買う。』有川浩/幻冬舎文庫(2012/8)
就職先を3ヶ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす”甘ったれ”25歳が、
母親の病を機に一念発起。
バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。
本当にやりたい仕事って?やりがいって?
自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、
愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。~裏表紙より
この方の小説を読むのは、『阪急電車』以来かなぁ~。
『図書館戦争』や『3匹のおっさん』や『県庁おもてなし課』等映像化されてますね。
この小説も2010年にTVドラマになったんだ。
見てなかったな。
『マスカレード・ホテル』東野圭吾/集英社文庫(2014/7)
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。
残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。
若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。
彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。
次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
大人気シリーズ第1弾のミリオンセラー。~BOOKデーターベースより
流石は東野圭吾さん!止まらなくなって2夜で一気読みです。
キムタク×長澤まさみで映画化になりましたね。
そっちもまだ見ていません。
本はシリーズ化されてて、あと2冊でているよう。
早速続きも読んでみます。
『マスカレード・ナイト』東野圭吾/集英社(2017/9)
練馬のマンションの一室で若い女性の他殺体が発見された。
ホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティに犯人が現れるという密告状が警視庁に届く。
新田浩介は潜入捜査のため、再びフロントに立つ。
コンシェルジュに抜擢された山岸尚美はお客様への対応に追われていた。
華麗なる仮面舞踏会が迫るなか、顔も分からない犯人を捕まえることができるのか!?
ホテル最大の危機に名コンビが挑む。~BOOKデーターベースより
これはシリーズ3冊目。
緊急事態宣言が出て、慌てて図書館へ走りました。
だって図書館も閉まるため。
シリーズ2冊目と3冊目を予約していたけれど、
2冊目イヴは次の順番。
図書館の閉まる前に3冊目を先に借りました。
こちらも今年の秋(9.17)に映画が公開されるらしいですね。
ホテルのカウントダウン仮想パーティはさぞかし華やかな映像になるでしょうね♪
1冊目を読んで私の中ではキムタク×長澤まさみとは印象が違うので、
映画を観る前に読めて良かったかな~と思いました。
やはり、映像になるとそっちの印象が強くなってしまうので。