◎ヨーガは、私たちが切り離されてしまった無限の生命に到達するための努力である
ヨーガ・スートラ4-32の本文(ゴシック体)とOSHOバグワンの解説。
(OSHOバグワンのYoga: The Alpha and the Omega, Vol 10 P140-)
ポイントは、以下。
1.誰かが悟りを開くと、その人にとって世界は終わりとなる。他の人にとっては世界は続く。
2.ヨーガは、私たちが切り離されてしまった現実(無限の生命)に到達するための努力である。
『(仮訳)
【目的を果たした後、三つのグナの変化のプロセスは終わりを迎えます。】
三つのグナ、サットヴァ、ラジャス、タマスの世界は終わりを迎えます。誰かが悟りを開くと、その人にとって世界は終わりを迎えます。もちろん、他の人々は夢を見続けます。もし、熱い砂の上で、焼ける太陽の下で苦しんでいる魚がたくさんいて、一匹の魚が何度も何度も試みて海に飛び込み、再び家に帰ると、その魚にとっては、焼ける太陽と熱い砂とすべての苦しみが消え去ります。それはすでに過去の悪夢です。しかし、他の人々にとっては、それは存在します。
ブッダやパタンジャリのような魚が海に飛び込むと、彼らにとって世界は消え去ります。彼らは再び海の冷たい子宮に戻ります。彼らは再び無限の生命に結びつき、つながります。彼らはもはや切り離されていません。彼らはもはや疎外されていません。彼らは気づきを得ました。彼らは新しい理解を持って帰ってきました:警戒し、悟りを開いた - しかし、他の人々にとっては世界は続きます。
パタンジャリのこれらのスートラは、家に帰った魚が、まだ岸で苦しんでいる人々に何かを伝えようとしているメッセージに過ぎません。彼らは海のすぐ近く、境界線上にいるかもしれませんが、どうやってそれに入るかを知りません。彼らは十分な努力をしていないか、間違った方向に努力しているか、単に苦しみに迷い込み、それが人生だと受け入れているか、非常に挫折し、落胆しているため、何の努力もしていないかのいずれかです。ヨガは、私たちが切り離されてしまった現実に到達するための努力です。再びつながることがヨギであることです。ヨガとは、再接続、再結合、再融合を意味します。』