アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

OSHOバグワンのヨーガ・スートラ解説4-30、4-31

2025-01-22 03:58:43 | 覚醒のアーキテクチャー

◎心を通じて得られる知識は、悟りを通じて得られる知識に比べて非常に少ない

 

心を通じて得られる知識とは、未悟の人がいわばスポットライトを当てた部分の知識のことであって、悟って宇宙全体が自分と合一すれば、宇宙全体がスポットライトを当てたように知ることのできる知識というようなところか。知識に絞ればそういう話なのだろう。

 

ヨーガ・スートラ4-30、4-31の本文(ゴシック体)とOSHOバグワンの解説。

(OSHOバグワンのYoga: The Alpha and the Omega, Vol 10 P139-)

(仮訳)

【次に、苦しみとカルマからの解放が続きます。心を通じて知ることができるものは、悟りによって得られる無限の知識に比べて非常に少ないです。悟りの中で、ベール、歪み、不純物が取り除かれるとき。】

 

ほんの数スートラ前に、パタンジャリは心が無限に知識を持ち、心は無限に知ることができると言いました。今、彼は心を通じて知ることができるものは、悟りによって得られる無限の知識に比べて非常に少ないと言います。 高く進むにつれて、各状態はあなたが超越した最初の状態よりも大きくなります。

感覚に迷っているとき、心は不完全に機能します。感覚に迷わず、体に執着しなくなると、心は完全に健康な状態で機能し始めます。心には無限の理解が起こり、無限を知ることができるようになります。

しかし、それも心が完全に取り除かれ、心なしで機能し始めるときに比べれば何でもありません。今や媒介は必要ありません。すべての車輪が消え、あなたは現実に直接触れます。心さえも仲介者として存在しません。何も間にありません。あなたと現実は一つです。心を通じて得られる知識は、悟りを通じて得られる知識に比べれば何でもありません。』

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