◎パンドラの箱(老子狂言)
『パンドラの箱
パンドラの箱は
あけないにこしたことはない
知恵の樹の実は
食べないにこしたほうがいい
けれども
どうゆうわけか
種子は花開き
果実になってゆく
そうなって行く
そのままに
まかす以外にないじゃないかい』
(老子狂言/ダンテス・ダイジから引用)
以下【】内は上掲詩から引用。
パンドラの箱からは、あらゆる苦難と最後に希望が出た。知恵の樹の実を食べたばかりに数々の艱難を経て、ハルマゲドンから至福千年を目指すことになった。
現代は花の時代であって、やがて実が大地に落ちるのがカタストロフィーにして大峠。
ただしその実は、も叫びもないみろくの世、千年王国の礎になる。
だから
【そうなって行く
そのままに
まかす以外にないじゃないかい】。