アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

東京は人の住むところではなくなった

2023-07-19 07:25:03 | 時代にFace it

◎世界的な海水面の上昇と大都市の水没

 

昨日まで東京圏は、3日連続の最高気温35度越えで、37度~39度のところが並んだ。地表や建物壁面の照り返しに加え、太陽光発電パネルの反射も加わって、体感は45度以上という事も少なくなかったのではないだろうか。

土木建設業、配送業など屋外での労働者の忍耐と苦労も想像する以上のものがある。夕方、夜には食欲もなくなる人も多いのではないだろうか。

オフィス労働者ですら、通勤時と少々の外出時の駅への出入り、乗り換え時には、40度以上の体感を感じさせられることになってそれなりに大変である。

この夏は、7月の中旬にしてこの状態だから、夏の終わりまでには何日最高気温35度越えが繰り返されることだろうか。

 

いろいろな有力予言はあるが、世界的な海水面の上昇と大都市の水没は、わりとポリュラーな予言である。それはいわば当然に温暖化の帰結なのだが、20世紀にそういう予言を読んだ時は、何か極ジャンプが起こって温帯が熱帯になるのだろうかと想像していた。ところが、今や温帯の最高気温が5度、10度上がれば、人は窓を開けて暮らすことはできなくなって、冷房のエネルギー・コストの点から、自ずと居住地は北に移っていき、またそれに伴って海水面が上昇し、「大都市の水没」が発生してくるというのは、今なら誰でも簡単に想像できるビジョンとなった。

世界的な海水面の上昇と大都市の水没の前段として、先行して東京のような海浜都市が暑熱で人の住むところではなくなるということが起きるのだろう。

 

CO2最大排出国の中国(2016年の温室効果ガス排出量シェア23.2%で世界第1位)とアメリカ(同シェア13.6%)はCO2削減のパリ協定に対して、あまりやる気がない。中国はパリ協定に参加したが、石炭火力発電所の新設を続けており、本気で取り組んでいるとは見えない。

アメリカのトランプ政権は2017年パリ協定からの離脱を表明。2020年11月4日には正式に離脱し、バイデン政権は、2021年2月にパリ協定に復帰と迷走。

それでは、大都市を襲う暑熱の結果、日本の首都が東京から仙台などの東北に北遷するかといえば、左にあらず。そういうビジョンを見ている人は聞かない。

付け加えると、埋め立て地はなくなるというようなことが出口王仁三郎予言に出てくるがそれも地球高温化の結果かもしれない。

 

メイン・シナリオ予言に関わる全面核戦争、大地震、火山の噴火など時期の読めないファクターはあるが、それと異なり地球高温化に伴う世界的な海水面の上昇と大都市の水没はほとんどスケジュールに乗っているのだろう。

この度の秋田県の水害は、百年に一度の大雨によるもので、浸水被害3万2千世帯とも言われ、住宅浸水、車両被災などがあるのだろうか、twitter上にはやり場のない怒りをぶつけているとしか思えないツィートも多く見受けられる。

大三災、小三災というが、それは、遠い未来のことでなく、日々の最高気温35度越えのようにもう始まっている。大難を小難にするのは、日々の冥想だが、メリットを求めたり目的を持った冥想であってはならない。神のまにまに、なのである。

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