シオン

シオン…は嵐の避け所となる
（わたしに従ってきなさい　10月17日）


教会がシオンであるなら、そこに集うとき、福音の喜びと安らぎを得ることでしょう。
家庭がシオンであるなら、疲れを癒し、再び出て行くための力と励ましを得る場所となります。
個人がシオンであるなら、祈るときに慰めと導きを得て、希望と愛に満たされることでしょう。

シオンの外では、強い風にさらされ、悩まされ、疲れ果てるかもしれません。
そんなときこそシオンへ帰りたいと望むことでしょう。


シオンとは‟神の都”を意味する象徴的な言葉として使われます。
皆さんにとって‟シオン”とは何でしょうか。

心にシオンを持っている人は幸せです。
それは‟神の御霊が宿る場所”と理解しています。

主の道

「主の道を備えよ」アルマ7：9


草むらの同じ所を歩くことを毎日一回、一ヶ月ほど続けると、そこに道ができます。
すると誰かがそこを通るときにはその道を歩くようになります。

その道はどんどん踏み固められ、歩きやすくなり、通る人が増え、
そのおかげで道はさらに歩きやすくなります。

半世紀ほど前まで、主の道を歩くのはかなり大変でした。
「酒も飲めないのか！」なんて言われたりもしました　ｗ
世の中の状況はここ数十年で様変わりしましたね。

昔よりも歩きやすくなったのですが、自分の前に主の道は備えられているでしょうか。
道標ははっきりと見えていますか。
福音は主の道の道標です。


茨に囲まれた一本道であれば逸れることはありません。
両側が危険な崖であるなら足元に注意を払います。

どこでも歩ける快適な環境であるほど、足元に注意を払わなくなります。
いつの間にか、道から逸れていても気にもならないほどかもしれません。