モルモンの泉

個人的に信じていること、感じていることを書いてみました。
気楽に目を通していただけるなら幸いです。

物語

2021-10-15 05:07:05 | 福音について
物語と説明書にはどのような違いがあるでしょうか。


総大会で心に残るものは何でしょうか。
お話の中で紹介された物語であったりします。

イエスの教えで心に残るものは、物語(出来事やたとえ話)ではないでしょうか。

モルモン書も物語です。
教義と聖約は雰囲気が違いますよね。


物語
・心に残る
・感情移入がある
・記された以上のことを考える

説明書
・知識を得ることが目的
・用が済めばそれ以上は必要ない
・記されたことがすべて

福音を説明書であるかのように知識として理解しようとすることがあります。
学問のように「何が正解か」という考え方です。


教会ではよくこう質問されます。
「あなたはどう感じますか?」
求められているのは、正解ではなく、心に感じるものです。

御霊は心に感じるときに働きかけます。
深く考えるとは、正解を見つけることよりもさらに深いものです。
主はそれを求めています。

(神殿セミナーでお話しました)
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虚しいもの

2021-10-15 04:51:44 | モルモン書
「俗世の虚しいもの」アルマ5:53


化粧の目的は健康に見えることだそうです。
血色がよく、表情が明るくて、笑顔が映える

おしゃれの基本は幸せに見えることだそうです。
安心と信頼、プラスちょっとあこがれを感じさせる

最近では意識の多様化で、目立つことだけを目的とした化粧やおしゃれもあるそうです。
目立つことだけが目的であるとしたら、ちょっと虚しい気もします。


俗世のものは虚しいのでしょうか。
決してそうは思いません。
幸せという基があって、そのために求めるものであるなら価値があると思います。

幸せを見出すことができず、ただいたずらに求めているだけであれば、
自分が虚しくなるのではないでしょうか。


健康に見せることが目的であるなら中身も健康であってほしいし、
幸せに見えることが目的であるなら心も幸せであってほしいです。
もしもそこにギャップがあるなら、虚しく見えてしまうかもしれません。
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