聖約

聖約の道とは…神の…王国に至る一本道です。
（なぜ聖約の道なのか　クリストファーソン長老）


福音の価値はどこにありますか。
‟喜び（祝福）”だと思います。

その喜びはどこから生じるものでしょうか。
福音の喜びは‟聖約”から生じます。


神の祝福は大きく二つに分けることができます。

「天の父は悪い者の上にも良い者の上にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らしてくださる」マタイ5：45

すべての人は神の祝福を受けています。
この世にあるもののすべては神からの祝福です。


キリストの教会は、それとは別に‟霊と永遠にかかわる祝福”を求める人々の集まりです。
この祝福は‟神と聖約を交わす”ことによってのみもたらされるものです。

教会では‟バプテスマの聖約”を交わすことから始まり、
毎週繰り返し‟聖餐による聖約”を更新し、さらには‟神殿での聖約”に至ります。

これは神の王国に至る一本道であり、聖約を交わし、
それを守ることによってのみ前に進むことができます。

福音を伝えるとは‟神と聖約を交わすことによって喜びを得る”ように勧めることです。

御霊の教え

「御霊はすべてのことをご存知である」アルマ7：13


学校の先生からこんな話を聞きました。
「授業を聞いて理解できる子どもは、
先生の話から頭の中に自分なりのイメージを描いています。
イメージができている子どもは目が輝いているので分かるものです。」

イメージできない理由について聞いてみました。
「意味の分からない言葉の多い本は難しいと感じます。
言葉の意味が分からないと、そこでイメージが途切れてしまうからです。
それは‟イメージするための材料（知識）が不足している”ということです。」


御霊はすべてのことを知っているので、何でも教えることができます。
でも授業と同じで、それを理解するための材料（知識と証）を持っていなければ、
教えられても理解することができません。

毎日聖典を読んで、福音を研究し、祈り、生活の中で実践して証を得ることで、
わたしたちは福音を理解するための材料を蓄えます。

そのようにして得た理解力に応じて御霊からの教えを受けることができるようです。