珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

出発の日

2014年12月08日 | インド旅行 2014/12

今回は往復が成田経由だったので、久しぶりに成田の国際線ラウンジに入りました。

国際線のチェックインも千歳で済ませていたので、成田ではただデリー行きの飛行機に乗るだけ。

時間はたっぷりあります。

国内線ラウンジに比べると、国際線は飲み物も食べ物も豊富です。

確かお蕎麦やうどんもあったはずと捜してみると、奥の角に「ヌードルバー」がありました。

外国人客にも人気でした。

美味しいです。

夫は、「ジャックダニエル」でご満悦でした。

しっかり飲み干しています。

飲み放題ですが、飛行機の中でも飲むことになるので、

1杯で止めるように、睨みを利かせておきました。

 

ここからはもう機上です。

食前のお飲み物とアミューズ。

夕食は和食と洋食から選べますが、和食を選びました。

数日前に、JALのCAが「和食だけはANAに適いません」と認めている

という記事を読んだばかりでした。

ANAは、一流シェフを擁するケータリング会社を傘下に入れているからだそうです。

11月は石川県の郷土料理でした。

 さすがに美味しいです。機内食とは思えません。

 

のどぐろの煮つけ

錦織圭君が全米オープンで準優勝したとき、帰国したら何が食べたいですか?と訊かれて、

「のどぐろ」と答えたのをTVで見ていました。

のどぐろは北海道では見られない魚で、私は当然食べたことがありませんでした。

それで、おお、これがあの「のどぐろ」か!と、ちょっと感動でした。

白身魚の美味しいやつ、ですね。

左側のシナチクのような小皿は、焼き塩辛です。

唯一不味かったです。

シェフの気の迷いでしょうか。

 

食事を終えて一眠り、起きたらまた軽くサンドイッチをいただいて、間もなく到着です。

無事イミグレーションも通過。

お迎えのガイドさんに付いて空港を出ると、どこかで経験した感じが・・・

夜にも拘らず空は灰色、どこかで嗅いだ臭い。

濃いスモッグが空を覆っています。

これじゃ、北京も顔負けじゃないですか!

 それでも、マスクをしている人は見かけません。

車に乗り込むと、アブドラザブッチャの小型版のようなガイドさんが、

「今日は霧が濃いです」

これには唖然、

「あなた、これは普通公害というのよ!」

思わず口から出かかりましたが、ひょっとして彼が本当に霧だと信じているなら、

会ってすぐに気を悪くするようなことを言うのもどうかと、思い留まりました。

でも、あれは公害以外の何物でもありません、絶対に!

とは言え、「霧のロンドン」の霧も事実は石炭の煤煙だったそうですから、 

デリーで排気ガスを霧と言い張るのもイギリス流かも知れません。

重く濃い霧?に覆われた、まるで世紀末伝説のような街並みを車内から眺めていると、

塀に向かって並んで立ちションする男たちが・・・

はあ~、どうなることやら。