お蔭さまで、完全復活いたしました。
そうなると現金なもので、インドへの見方も変わってきます。
まあ、なかなかできない経験だったわ、なんて、ぐっと優しいまなざしで
インドの方角を眺めてみたりしてします。
1日目のホテル、「ザ、グランド」では、かなりショックなことがありました。
夫が自分のお風呂の後、大理石の立派なバスタブに新しいお湯を入れてくれていたので、
ルンルンと体を浸したのですが、
何気なく手が触ったバスタブの中がざらっとするじゃありませんか
恐る恐る見ると、積もり積もった垢が・・・べったりとこびりついています。
ぎぇ~~!と飛び上がったのはいうまでもありません。
信じられないよ~~~5つ星ホテルだよ~。
とにかくシャワーだけ急いで済ませ飛び出しました。
おとうさん、あんなお風呂によくは入れたね!と叫びながら出て来たら、夫はすでに高いびきです。
おぞましさと気持ち悪さで悶々としながら眠りました。
翌朝は出発が早く気ぜわしかったり、歯磨きにうっかり水道水を使ってしまわないかと
気を使ったりで、そのことは忘れていたのですが、
チェックアウトしてガイドさんを待っている間に思いだして、夫に訊いてみました。
すると、夫も気づいてはいたそうなのですが、ざらっとしたのは模様だろうと言うのです。
え、模様?
「こんな立派なホテルでバスタブを掃除してないなんてあり得ないよ」というのです。
まあ、そりゃそうだけど・・・他のところはみんなきれいだったしねぇ・・・
私だって、できれば模様だと思いたい。
だんだん、「模様だったのかな~」という気もしてきます。
結局、真実はわかりません。
ホテルの中庭です。
奥の階段を上った向こうにもずっと敷地が続いていました。
ホテルをでて、世界遺産インド最古のイスラム遺跡群に向かいます。
クトゥブ・ミーナール(勝利の塔)
なぜか完成しなかった幻の塔
完成したら、もう一つのクトゥブ・ミーナールになるはずだったそうです。
クトゥブ・ミーナールの周囲に散在する遺跡群も見事でした。
幼稚園か小学校低学年か、みんな可愛いです。
ランチです。
私に食べられたのはグリンピースのカレーだけでした。
あとは舐めただけで、唇が痺れました。
ランチの後は一路アグラへ。
約6時間かかります。
最も安くて一般に普及しているタクシー
何人でも乗れるだけ載せます。
これも乗合自動車なのでしょうか、何人でも乗れるだけ乗せます。
中に乗れない人は後ろに立って乗ります。
最高で7~8人立って乗っているのを見ました。
驚くことに女性はバイクで横座りです。
サリーの端っこがどこかに巻き込まれないかとハラハラします。
車はスズキ(インドではマルチスズキ)がダントツで、シェア50%だとガイドさんが言っていました。
あとはトヨタもよく見ました。
次にホンダ、フォルクスワーゲン、ヒュンダイ、でしょうか。
オートバイはホンダが多かったような気がします。
トラックはほとんどがタタでした。