珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

アネハヅルのヒマラヤ越え

2016年10月24日 | 日々のこと

昨夜、夜中に目が覚めてしばらく眠れなかった。

そのせいか、今朝起きたら8時半だった。

起きたらまずテレビをつける。

画面に、鳥の群れが空高く舞い上がる映像が現れた。

ナレーションを聞くと、アネバツルという世界最小の鶴だそうだ。

夏をシベリアやチベットの草原で過ごして、冬を迎える頃にインドへ渡る。

なんと、ヒマラヤを超えて行くのだそうだ。

よりによってヒマラヤを超えなくても、他に道はありそうなものだけど、

本能に刷り込まれているのだろう。

途中から見たので、それまでどうだったかわからないが、

アネバツルの群れは、私の目の前で二つに分かれ、

先に行く群れは、うまく気流に乗り、ゆうゆうとヒマラヤを超えて行った。

後の群れには、翅の一部が欠けている鶴が多い。

まだ羽が揃っていない若い鶴だそうだ。

経験不足か、うまく気流をつかまえることができない。

何度か失敗して、それでも何とか気流に乗ることができた。

ああ、よかった。

見ていてほっとしたけれど、自然ってスゴイ。

ヒマラヤの上を飛翔する

アネバヅルの美しい姿を映し出した撮影クルーもスゴイ。

ワイルドライフという番組だ。

 

番組が終わって外を見ると、庭の木にのんきそうなカラスが止まっていた。

崇高な世界から、いきなり下界に落っこちたような気分だ。

ああ、あのカラスに、アネバヅルの爪の垢を煎じて飲ませたい。