珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

いよいよ観光です

2014年12月10日 | インド旅行 2014/12

お蔭さまで、完全復活いたしました。

そうなると現金なもので、インドへの見方も変わってきます。

まあ、なかなかできない経験だったわ、なんて、ぐっと優しいまなざしで

インドの方角を眺めてみたりしてします。

 

1日目のホテル、「ザ、グランド」では、かなりショックなことがありました。

夫が自分のお風呂の後、大理石の立派なバスタブに新しいお湯を入れてくれていたので、

ルンルンと体を浸したのですが、

何気なく手が触ったバスタブの中がざらっとするじゃありませんか

恐る恐る見ると、積もり積もった垢が・・・べったりとこびりついています。

ぎぇ~~!と飛び上がったのはいうまでもありません。

信じられないよ~~~5つ星ホテルだよ~。

とにかくシャワーだけ急いで済ませ飛び出しました。

おとうさん、あんなお風呂によくは入れたね!と叫びながら出て来たら、夫はすでに高いびきです。

おぞましさと気持ち悪さで悶々としながら眠りました。

翌朝は出発が早く気ぜわしかったり、歯磨きにうっかり水道水を使ってしまわないかと

気を使ったりで、そのことは忘れていたのですが、

チェックアウトしてガイドさんを待っている間に思いだして、夫に訊いてみました。

すると、夫も気づいてはいたそうなのですが、ざらっとしたのは模様だろうと言うのです。

え、模様?

「こんな立派なホテルでバスタブを掃除してないなんてあり得ないよ」というのです。

まあ、そりゃそうだけど・・・他のところはみんなきれいだったしねぇ・・・

私だって、できれば模様だと思いたい。

だんだん、「模様だったのかな~」という気もしてきます。

結局、真実はわかりません。

ホテルの中庭です。

奥の階段を上った向こうにもずっと敷地が続いていました。

 

ホテルをでて、世界遺産インド最古のイスラム遺跡群に向かいます。

 

 

クトゥブ・ミーナール(勝利の塔)

 

なぜか完成しなかった幻の塔

完成したら、もう一つのクトゥブ・ミーナールになるはずだったそうです。

 

クトゥブ・ミーナールの周囲に散在する遺跡群も見事でした。 

 

 

 

幼稚園か小学校低学年か、みんな可愛いです。

 

ランチです。

私に食べられたのはグリンピースのカレーだけでした。

あとは舐めただけで、唇が痺れました。

 

ランチの後は一路アグラへ。

約6時間かかります。

最も安くて一般に普及しているタクシー

何人でも乗れるだけ載せます。

 

これも乗合自動車なのでしょうか、何人でも乗れるだけ乗せます。

中に乗れない人は後ろに立って乗ります。

最高で7~8人立って乗っているのを見ました。

 

 

 

 驚くことに女性はバイクで横座りです。

サリーの端っこがどこかに巻き込まれないかとハラハラします。

車はスズキ(インドではマルチスズキ)がダントツで、シェア50%だとガイドさんが言っていました。

あとはトヨタもよく見ました。

次にホンダ、フォルクスワーゲン、ヒュンダイ、でしょうか。

オートバイはホンダが多かったような気がします。

トラックはほとんどがタタでした。

 


出発の日

2014年12月08日 | インド旅行 2014/12

今回は往復が成田経由だったので、久しぶりに成田の国際線ラウンジに入りました。

国際線のチェックインも千歳で済ませていたので、成田ではただデリー行きの飛行機に乗るだけ。

時間はたっぷりあります。

国内線ラウンジに比べると、国際線は飲み物も食べ物も豊富です。

確かお蕎麦やうどんもあったはずと捜してみると、奥の角に「ヌードルバー」がありました。

外国人客にも人気でした。

美味しいです。

夫は、「ジャックダニエル」でご満悦でした。

しっかり飲み干しています。

飲み放題ですが、飛行機の中でも飲むことになるので、

1杯で止めるように、睨みを利かせておきました。

 

ここからはもう機上です。

食前のお飲み物とアミューズ。

夕食は和食と洋食から選べますが、和食を選びました。

数日前に、JALのCAが「和食だけはANAに適いません」と認めている

という記事を読んだばかりでした。

ANAは、一流シェフを擁するケータリング会社を傘下に入れているからだそうです。

11月は石川県の郷土料理でした。

 さすがに美味しいです。機内食とは思えません。

 

のどぐろの煮つけ

錦織圭君が全米オープンで準優勝したとき、帰国したら何が食べたいですか?と訊かれて、

「のどぐろ」と答えたのをTVで見ていました。

のどぐろは北海道では見られない魚で、私は当然食べたことがありませんでした。

それで、おお、これがあの「のどぐろ」か!と、ちょっと感動でした。

白身魚の美味しいやつ、ですね。

左側のシナチクのような小皿は、焼き塩辛です。

唯一不味かったです。

シェフの気の迷いでしょうか。

 

食事を終えて一眠り、起きたらまた軽くサンドイッチをいただいて、間もなく到着です。

無事イミグレーションも通過。

お迎えのガイドさんに付いて空港を出ると、どこかで経験した感じが・・・

夜にも拘らず空は灰色、どこかで嗅いだ臭い。

濃いスモッグが空を覆っています。

これじゃ、北京も顔負けじゃないですか!

 それでも、マスクをしている人は見かけません。

車に乗り込むと、アブドラザブッチャの小型版のようなガイドさんが、

「今日は霧が濃いです」

これには唖然、

「あなた、これは普通公害というのよ!」

思わず口から出かかりましたが、ひょっとして彼が本当に霧だと信じているなら、

会ってすぐに気を悪くするようなことを言うのもどうかと、思い留まりました。

でも、あれは公害以外の何物でもありません、絶対に!

とは言え、「霧のロンドン」の霧も事実は石炭の煤煙だったそうですから、 

デリーで排気ガスを霧と言い張るのもイギリス流かも知れません。

重く濃い霧?に覆われた、まるで世紀末伝説のような街並みを車内から眺めていると、

塀に向かって並んで立ちションする男たちが・・・

はあ~、どうなることやら。

 

 


インドの呪いでしょうか

2014年12月07日 | インド旅行 2014/12

ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

まだ万全ではありませんが、ほぼ復活しました。

お勤めをしているわけでもないので、ぼちぼちと100%に近づいて行こうと思います。

「体調が良くない」なんてカッコつけましたが、お察しの通り、酷い下痢でした。

帰国した夕方、千歳行きの飛行機に乗ったあたりから、これはひょっとして状態になり、氷のように冷え切った家に帰って更に悪化、その後2日間はトイレとベッドを往復する以外はひたすら眠り続け、3日目に少し起きて食べられるようになり、4日目で何となく回復の兆し、5日目の今日、普通に食事ができるようになりました。

これを「インドの呪い」と言わずに何と言えばいいんでしょう。

呪われる覚えはないんですけどね。

もちろん、生水なんて飲みませんでしたよ。

飲み水は日本から持って行き、歯磨きはホテルや旅行社で用意してくれたミネラルウオーターを使っていました。

今までこんなに気を使ったことはありません。

エジプトだって、トルコだって、現地のミネラルウオーターを飲み、歯磨きはホテルの蛇口から出る水でしていたんですよ。

それで、何の問題もなく元気に帰国してましたからね~。

生野菜にもジュースにも手を出していませんのよ。

もしかしたら、ほんの一切れずつつまんだスイカやメロンが悪かったのかしら?

だって、カットした後でわざわざ洗ったりしないでしょう。

帰りの飛行機に乗る前に、空港のラウンジで食べたリンゴのシロップ漬け?

あれは油断だったかも。空港だってインドよね。

とにかく、これが原因だ!というはっきりしたものはないんですよね~。

やっぱり、インドの呪いじゃ~ないかしら。

というのは、今回の旅は4泊6日という短い日程にも関わらず、ストレスの多さではダントツで一番だったから。

途中で帰りたくなったのも初めてです。

これから、すこしずつ書いていこうと思いますが、旅行記ではなく、愚痴記になるかも知れません・・・