さすがに年齢が50を超えて、最近この手のハウツー本は避けてきたが、たまたま図書館のこの手の棚に立ち止まってこの2冊を引っ張り出して借りてきた。まず一冊目は、
世界一わかりやすい「インバスケット思考」 (講談社+α文庫) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
「インバスケット」は「未処理箱」で、たくさんたまった案件を短時間でどのようにこなすのか、が「インバスケット思考」のポイント。この本の具体例では20の案件を1時間で処理を経験できる。
昔に会社の昇進試験でこのインバスケットがあって経験済み。もっとも正解はないが、優先順位の低い案件を後回しにして、優先順位の高い案件にどれだけ時間をつかうかということが観察される。この本は、読み物としても面白くできているので一見の価値がある。
二冊目は、
スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考 | |
クリエーター情報なし | |
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) |
こちらは、決断が必要な時に、あらゆる可能性を考えて、決定しているかということがポイント。
ディシジョンツリーを作成して判断する。普段頭の中では考えているつもりでも、こうやって書いてみると見逃していることや、本当に期待していることは何かわかりやすくなる。ただ実際に詳細にこれをやることは、どのレベルまで考えて書き出すかが問題で、なかなか難しいように感じた。