アマチュア無線の交信では終了にあたって「さよなら」の意味で「73」"seventy three"を送る。
これは男性から男性へのあいさつで、男性が女性に送るのは「88」"eighty eight"。
よく言われている本来の意味(英文)は、73がBest regards, 88がLove and kissesらしい。「33」もあるらしいが、実際に使っているのは私は聞いたことが無い。
で、最近LGBT(性的マイノリティー)が社会的に広く認められつつあって、73や88を区別するのはどうなんだろうかと思った次第。男性につける敬称のMr.(ミスター)、女性のMs. のほかに男性・女性を特定しないMx.(ミクス)もあってオックスフォード辞書にも載っているのだそうだ。
ということで、いつも73を使うのが無難と思うのだが、心と体の性不一致(トランスジェンダー)の男性(心は女性)はひょっとしたら「88」を送ってほしいと思っているのかもしれないが、まだ考えすぎでしょうね。
同様に女性の意味で使うYL(=young lady)と言っても、男性かもしれないし、妻を表すXYL(=exYL)もゲイカップルの片割れかもしれない。反対に男性や夫の意味で使うOM(=old man)も・・・・?なかなか使いづらい、ややこしい状況に陥ってしまいそうです。(笑)
境界を生きる 性と生のはざまで | |
クリエーター情報なし | |
毎日新聞社 |