英語学習関連のサイトでお気に入りの一つに、ニュージーランド在住Yoko Osadaさんの「日刊 英語ライフ」があります。英語圏で使われるナチュラルな日常生活の英語表現を平日毎日、コラムとして発信されていてとても勉強になります。
5月13日発信のコラム「“hometown” の意味とは?「ステイホームタウン」って何?」の冒頭で
「先日、滋賀県の知事が「5月11日以降は『ステイホーム(Stay home)』ではなく『ステイホームタウン(Stay home town)』で」と発表したというのをニュースで目にしました。 」
とあります。
滋賀に住んでいる私としては何々?と気になります。
(今は単身赴任で東京に住んでいますが)
知事の言いたい Stay home town の意味合いは、「滋賀県にとどまってください」ということですが、このStay home town は英語的には微妙ということらしいです。
前もって書いておきますが、各地域の外来語含めた表現はその地域で共通の理解があればそれで問題ないので、正しい・間違っているということではないと考えています。
で、なぜ微妙かということがサイトにはとても判り易く書かれています。
hometown (又はhome town)は「生まれ育った故郷」の意味なので、「県下にとどまって」と言いたい場合、Stay home town はちょっと理屈が通らない文になってしまいます。
また文法的には、Stay home というときの、homeは副詞なので前置詞が不要ですが、home town は名詞なので、Stay in (my) hometown のように使われると書かれています。なるほどですよね。
ニュージーランドでは新型コロナウィルスの影響で地域に留まることに stay regional という表現が使われているそうです。
regional という単語は日本語にはあまり普及していないので、共通理解は難しいかもしれませんね。(最近は、パンデミックとか、もっと普通は使っていなかった英単語が突然使われ始めることが増えていますが)
もっと狭い範囲では、Stay local と言うそうです。
いろいろ勉強させてもらっています。
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