らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

久しぶりのソラマメ栽培

2021-12-08 | 家庭菜園

5~6年の間栽培していなかったソラマメを、久しぶりに植えることにしました。
以前、栽培していた時には、前年に収穫した豆を種豆にしていた関係でしょうか、次第に出来が悪くなってきたので栽培を止めたのです。

今回は種豆を1袋購入して植えることにしました。
しかし、その袋には11個しか入っていませんでした。
ソラマメのタネって高価なのですね。
大事に育てたいと思います。

「そら豆の栽培方法」
今回は失敗しないために、改めて栽培方法を調べました。

1.土作り
植え付けの3週間前に堆肥を、2週間前に石灰を入れて耕しておきます。
その後、種まきの1週間前に元肥を入れ、株間40〜50cmを確保できるように畝を立てます。
我が家では1か月ほど前に元肥を入れて畝を立てておきました。

2.植え付け
種まきには直播きとポットなどで芽出しする方法がありますが、いずれの場合もおはぐろを下に向けて浅めに蒔きます。
畝に直播きする場合は、株間40〜50cmで1粒ずつ植えます。
ネットでは、雨の影響で種が腐りやすいので、管理しやすいポットや一か所にまとめて植えた方が確実と書かれていました。

・おはぐろを下にして浅く植えます。


「ポット植えで芽出し」
我が家では防鳥対策からポットに植え付けました。
本葉が3~4枚出た頃に定植します。

・本葉が4枚ほど出て定植の適期となった苗です。


「定植」
私は60㎝幅の畝に株間50㎝で2条の千鳥植えで定植しました。
ネットによれば、小さい苗で冬越しをさせると冬の間に根を張って春先からどんどん生長するようです。
また、冬の寒さに合わせて根の張りが良くなることで花芽のつきも良くなって収量がアップすると書かれていました。
更に、真冬に苗が大きく育っていたり、寒さが厳しい場合は、防寒対策として株元にもみ殻を撒き、寒冷紗をかけて保温しておくとよいとのことです。

・定植した11株の苗です。


「寒さ対策」
大阪でも最低気温が5度を下回るようになったので、カットした稲わらを敷いて防寒対策をしました。



「この後の作業」
この後、株の周りから枝分かれした新芽がたくさんが出てくるので、その管理になります。

「芽かき・土寄せ・追肥」
茎から枝分かれした新芽が出てきたら、成長の良い芽を5〜7本残し、他は摘み取ります。
放任しておくと倒れやすくなるので、分岐部が隠れるように株元に土寄せをしておきます。

「支柱立て」
春になり草丈が伸びてきたら、成長に合わせて株を囲うような形で支柱を立て、テープやひもを張って倒伏を防ぎます。

「摘芯」
草丈が70cm〜80cmになったら、茎の先端(成長点)を刈り取っておきます。
先端部分につく花は、実になっても収穫には至らないので、刈り取っても収量に影響はありません。



「収穫」
ソラマメは上を向いて開花・結実しますが、莢の中のマメが肥大してくるとサヤが下向きに垂れてきます。
そして、マメが十分に肥大すると背筋が黒褐色になって光沢が出始めます。これが収穫適期の目安です。
サヤを触って中のマメが膨らんでいることを確認したら収穫します。

今年は失敗しないように大事に育てます。