今、福岡では大相撲九州場所が行われており、昨日は11日目でした。
今場所は照ノ富士が休場していることから、横綱不在は先場所に続いて二場所連続となっています。
こうしたことから大関陣に奮起してもらわなくてはならない場所であるにも拘らず、優勝争いには大関の名前がありません。
千秋楽まで4日となった昨日現在で、優勝争いを繰り広げているのは関脇の豊昇龍の10勝1敗と平幕の高安と王鵬が9勝2敗の3力士です。
ここ数場所の優勝力士は、7月場所が平幕の逸ノ城であり、9月場所は平幕の玉鷲と役力士は蚊帳の外となっています。
そして今場所は関脇豊昇龍が単独トップを走っていますが、大関の名前は見当たりません。
大関の貴景勝が8勝3敗で追走しているものの、正代に至っては5勝6敗と負けが先行して大関の地位が危ぶまれています。
更に、大関を陥落して今場所二けた勝利を挙げて復帰を目指す御嶽海も4勝7敗となって復帰はなくなり、勝ち越しさえ危ぶまれる状態です。
大関の責任白星は最低二けたであり、毎場所優勝に絡む成績を残さなければなりません。
大関陣が頑張らなくてはいけないのですが、現大関陣はその責任感が全く感じられません。大関陣の体たらくには目を覆うばかりです。
昔、「九六(くんろく)大関」といって9勝しか挙げられない大関を揶揄した言葉がありました。
現在はそれさえ下回る成績で平然としています。
8勝、9勝しか残せないような大関は自ら身を引くという覚悟が必要ではないでしょうか?
猛省を促したいと思います。
・ちゃんこ鍋です。(ウィキペディアより)