先日ジャガイモのを植えつけを行いましたので、私のジャガイモ栽培についてご紹介します。
「私の栽培方法」
「畑の準備」
ジャガイモはナス科の作物なので、なす、トマト、ピーマンなどとの連作は避け、1年以上の間隔をあけて畝を作ります。
畑には1ヶ月くらい前に化成肥料と堆肥それに石灰を10㎡当たり500g程度の割合で施し、よく耕した後に90cm幅の畝を作りました。
石灰を多量に入れると土がアルカリ性になり、そうか病になりやすいので注意が必要です。
(そうか病は、収穫した芋が滑らかな表面にならず、突起物のようなものが出る症状です)
「種芋の準備」
種芋は毎年1月に農協で購入しています。今年は男爵、メークイン、キタアカリの3品種を購入しました。
・縦に切った種芋です。
大きな種芋は1片30~40gにカットし、1片に2~3個の芽が付くように縦に切ります。
切る時期は、植え付けの当日か、或いは2~3日前に切ります。
植え付け時には、腐敗防止のため、前者の場合は切り口に木灰をつけ、後者の場合は切り口が乾くまで待って植えつけます。
私は前者の方法で植え付けました。
・切り口に灰を付けた状態です。
「植え付け準備」
植え付け1週間ほど前に畝を再度耕して、幅90cmの畝を作り直しました。
その畝に深さ10㎝程の2条の溝を掘ります。
「植え付け」
種芋の切り口を下にして、株間30㎝で溝に植え付け、化成肥料を一握りずつ芋の両側に施しました。
更に、病害虫防除のため、オルトラン粒剤を振り掛けて植えつけました。
なお、切り口を上に向けると断面に水が溜まるなどして芋が腐りやすくなります。
・種芋を植えつけ化成肥料を施したところです
植え付け後、土を戻して畝を作りました。3品種で4畝(畝の長さ7~8m)を使用しました。
・植え付け後、畝を戻した状態です。
この後、一雨当ててマルチ用の黒いビニールを張ります。
春植えのジャガイモ栽培は、地温の上昇と草が生えるのを防止する意味からマルチ栽培をします。
「栽培のポイント」は、
・ジャガイモは遅霜に弱いので注意が必要です。生育適温は15~20℃です。
・芽は草丈が10㎝程度伸びた頃、1~2芽を残し、弱い芽を掻き取ります。
・新しい芋は種芋の上方につくので、マルチをしない場合は株元に2回ほど土寄せを行って芋が地上に露出しないようにします。
・3ヶ月余りで収穫できる短期野菜なので栽培しやすく、6月初旬には収穫が楽しめます。
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