1月~2月は落葉果樹の剪定時期となります。
私は数年前から畑の隅で巨峰の木を1本栽培していますので、毎年この時期に剪定をしています。
今日はそのブドウの剪定についてご紹介します。
ブドウの剪定について調べてみると、大きく分けて2つの方法があります。
一つは山梨県でなどで行われている「長梢(ちょうしょう)剪定」、もう一つは岡山県などで行われている「短梢(たんしょう)剪定」です。
・「長梢(ちょうしょう)剪定」とは、来年伸ばす枝に5~6芽残して剪定する方法で、樹勢の強い品種に適用し、
・「短梢(たんしょう)剪定」とは、 1~2芽残す方法で、こちらは樹勢の弱い品種に適用する剪定です。
我が家では樹勢の強い巨峰を栽培しているので「長梢(ちょうしょう)剪定」を参考にして行いました。
・これは収穫後、そのままにしていた剪定前のぶどう棚です。
「長梢(ちょうしょう)剪定」の基本は前述したように、前年に伸びた枝の5~6芽を残して切り詰めます。
次に、今年育てる枝は1芽を残し、新芽を傷つけないように次(2つ目)の芽との中間、或いは2つ目の芽の上で剪定します。
ただし、欠けた枝がある場合は隣の芽を2芽以上残し、空いたスペースを埋めるための芽を確保するように剪定します。
これが果樹の本に書かれている剪定の基本ですが、私の場合は当初の整枝が出来ていないことと場所が狭いことで基本通りの整枝は難しく、枯れた枝や樹勢の弱い枝、古い枝などを大幅に剪定し、丈夫な枝をできるだけ棚の誘導線に沿って伸ばすように剪定しました。
・剪定後のぶどう棚です。棚がすっきりしました。
・アライグマ対策のネットです。
昨年はこのように防獣ネットを全面に覆い、2枚のネットが重なる個所を縫い合わせていましたが、それでもアライグマが侵入し被害を被りました。
今年は、ネットを棚の上部50cmに高めて張り直しました。更に、重なっている個所はもう少し細かく縫い合わせ、土面に隙間が出来ないように工夫するつもりです。
最新の画像[もっと見る]
-
「蛇の道は蛇」の由来 9ヶ月前
-
身近な野鳥「ムクドリ」 9ヶ月前
-
身近な野鳥「ムクドリ」 9ヶ月前
-
身近な野鳥「ムクドリ」 9ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
剪定にも、種類や目的に応じてさまざまあって大変ですね。
耳の強い匂いを擦りつけているのだそうです。
私も昨年末柿をはじめて剪定しましたが
本とかの解説も実際ではどこが何だかよくわからず経験者がやるのを見せてもらってようやく理解できました。
アライグマが出るんですか。実物はアニメのラスカルみたいではなくて手ごわそうですね。