ズッキーニをご存知でしょうか?
イタリアや南フランスでは一般的な食材であり、特に南フランスの代表的な野菜料理「ラタトゥィユ」やイタリア料理の「カポナータ」には欠かせない食材と云われています。
今日はそのズッキーニをご紹介します。
ズッキーニはウリ科カボチャ属の一年生の果菜で、外見はキュウリに似ていますが、アメリカ南部やメキシコ原産のペポカボチャの仲間です。
ズッキーニとは、イタリア語で「小さなカボチャ」を意味し、つるが伸びず、葉腋に連続して雄花、雌花がつくことから、別名つるなしカボチャと呼ばれています。
下の画像は私の畑に植えているズッキーニです。
茎は地を這うように伸び、模様がついた大きな葉っぱが特徴で、葉腋には連続して雄花、雌花が咲きます。
・これがズッキーニの茎と花です。
花は「花ズッキーニ」と呼ばれ、通常は花の中に具材を詰めて揚げるか炒めて調理されるようですが、イタリアでは揚げ物にして食べるそうです。
・これは雌花です。花の下にはズッキーニの幼果がついています。
雄花の花粉を受粉した雌花は4~5日後に長さ20㎝程度になって収穫適期となりますが、受粉が成功しないと数日後には枯れてきます。
・下の画像では3本のズッキーニが生っていますが、中央の枯れた花が付いている幼果は受粉ができてないので数日後には枯れてきます。
既に先端が黄色に変色し始めました。この時点での収穫することも可能です。
栄養素はカロテン、ビタミンCが豊富でデンプンが少なく低カロリーであることからダイエットにはお奨めの食材のようです。
オリーブ油など油との相性がよく、油炒めや鉄板焼き、スープ、煮ものなどで美味しくいただけます。
・受粉ができていない幼果はこのように枯れてきます。
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>蜘蛛の糸に捕らわれてクモの餌になるところを表現しているのでしょうか?
癖が少なくて美味しいですよね~