らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「コスモス(秋桜)」の花

2009-09-29 | 
秋の到来とともに「コスモス」の花便りが届くようになると、私の畑のコスモスも遅れてはならずと競って咲き始めました。
今日は畑に咲いたコスモスの花をご紹介します。

「コスモス」はキク科、コスモス属の1年性草花です。
原産地はメキシコの高原地帯で、18世紀末にスペインのマドリードの植物園に送られてコスモスと名付けられました。
コスモス(Cosmos)の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の「Kosmos、Cosmos」の言葉に由来しています。
このことから、星がきれいに揃う宇宙のことを「Cosmos」と呼び、また、花弁が整然と並ぶこの花も「Cosmos」と呼ぶ様になったそうです。

・真っ赤なコスモスです。1つの株からこのような赤色やピンクが咲いています。


日本には1876年(明治9年)頃にイタリアの芸術家が持ち込んだのが最初といわれています。
秋に咲き、花弁の形が桜に似ていることから渡来当時は「あきざくら」と呼ばれていたようです。

・白色のコスモスです。 白色もまた赤と同様に美しい花です。


「コスモス」の学名は「Cosmos bipinnatus]と言い、「二枚の羽状の美しいもの」との意味だそうです。
別名は「秋桜(アキザクラ)」、「大春車菊(オオハルシャギク)」と言います。

・ピンクのコスモスです。「二枚の羽状の美しいもの」と言われる通り、本当に美しい花です。見飽きることのない美しさです。


・花後に種が落ちて、あちらこちらに無造作に生えてきます。


花言葉
 「真心」「少女の純真」


秋の季語となっているコスモスを詠んだ句と歌をご紹介します。

   「コスモスの 花あそびをる 虚空かな」  高浜虚子


   「心中を せんと泣けるや 雨の日の 白きコスモス 紅きコスモス」 与謝野晶子





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