日本の各地にはお祭りという伝統行事があります。
大阪にも祇園祭(京都)、神田祭(東京)と共に、日本三大祭りの一つに数えられている天神祭りがあります。
天神祭りは6月下旬より7月25日の本宮の夜まで、市内各地で様々な行事が開催されるのですが、昨年はコロナの影響で中止になりました。
先日の発表では、今年は規模を縮小して行われる予定とのことです。
天神祭りでもそうですが、お祭りではお神輿が担がれます。
何故なのでしょうか?
「神輿」
「輿(こし)」とは、人を乗せ、人力で持ち上げて運ぶ乗り物のことで、身分の高い人を乗せるために使われていました。
「神輿」は読んで字のごとく神様が乗るもので、更に「御」をつけて御神輿と呼ぶこともあります。
普段は神社にいる神様の霊(魂)が、お祭りの時に神社から氏子の町内や御旅所へ赴くときに一時的に神輿に鎮座します。
簡単に言えば、神輿はお祭りの時の神様の乗り物なのです。
・天神祭りの鳳神輿です(ネットより)
「お神輿を担ぐ理由」
・神輿を担ぐ意味は様々ですが、一般的には神様がお祭りの時に神社から出て、偉大な力を振りまき、厄災や穢れを清めるからと言われています。
・神輿を激しく動かすのは神の霊威を高め、豊作や大漁を願う意味があるそうです。
・また、神輿をぶつけたり、水をかけたり、激しく揺さぶるのは、偉大な力を散布し、神様の力をたくさんいただけるようにという意味もあります。
・そして、人より高い位置で、肩に担がれるのは、神様を敬愛する気持ちの表れとされ、御旅所などでの休憩時も神輿は地面に下さず、台の上に置かれています。
神様は激しく揺さぶられるほど、次第に興奮して、威力が増してくるようです。
コロナ禍の今、神様の偉大な力をいただいて早期に収束することを願いたいものです。
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お神輿を激しく揺り動かしてコロナ騒動を鎮めてもらいたいです。
コロナ禍の自粛制限に伴い、行動を制限されてワンパターンに陥っています。
子供はお菓子も欲しいし・・・