昔、長距離ドライブする時は道路地図帳が手放せませんでした。
本屋に行けば、道路地図帳を閲覧したり購入する人がたくさんいたものです。
今では道路地図帳に代わってカーナビと言う有難い機器が登場し、何処へでも道案内してくれます。
このカーナビゲーションシステムですが、実は開発したのは日本の自動車メーカーの ホンダだそうです。
そこで今日はカーナビについて調べました。
2015年時点で自家用自動車に搭載されているカーナビの比率は7割弱となっているそうです。
今やクルマには欠かすことのできない必需品の一つと言ってもいいかもしれません。
カーナビは、正式名称を「car navigation system(カーナビゲーションシステム)」と言い、これを略したものが「カーナビ」です。
所謂、和製英語なので、外国人には正式名称を言わないと通用しないようです。
このカーナビを世界に先駆けて開発したのが、日本の自動車メーカーのホンダで、1981年のことです。
今年3月2日、ホンダが世界で初めて実用化したカーナビゲーションシステムが、米電気電子学会(IEEE)から技術分野の歴史的な業績をたたえる「IEEEマイルストーン」に認定されましたが、これは、世界中に普及したことに加え、自動運転など最先端の技術開発の礎になっている点が評価されたのだそうです。
ホンダの技術者は現在位置を把握する航空機などの機器に着目し、試行錯誤の末、自動車への搭載に成功したということです。
当時、走行エリアが変わる度に画面上のフィルム式の地図を手動で差し替え、目的地までのルートは自分で考えなければいけませんでした。
それでも道路網が複雑に入り組んだ日本のドライバーには画期的な製品となりました。
「カーナビが日本で誕生した背景」
カーナビが日本で生まれ、日本を中心に発展してきた背景には、日本独特の交通事情があります。
「ヨーロッパでは都市がそれぞれ独立していて、その間をつなぐルートはほぼ決まっており、住所は通りの名前が基本なので、ナビゲーションがなくても矢印と通りの名前くらいがあれば不自由はないということです。
しかし日本は、“町の中心”は曖昧、住所は面が基本で入り組み、道路網も複雑です。
都市部では渋滞もしばしばで、スムーズに運転するために道路の情報が必要だったのです。
そのような背景から登場したのがホンダの「エレクトロ・ジャイロケータ」という現在のカーナビの直接の祖先といえる機器でした。
現在、主流の全地球測位システム(GPS)を使った製品は、パイオニアが1990年に世界で初めて市販し、「道は星に聞く」というキャッチコピーが話題になりました。
その後、各社の技術開発は進み、最新の渋滞情報や最寄りのコンビニ店等も地図に表示する製品も出てきており、ますます便利になってきています。
なお、最近では、スマートフォンの地図検索機能をカーナビ代わりに使う人もいると言うことですが、それでも、電子情報技術産業協会によると、カーナビの1月~6月の国内出荷実績は約300万台で、前年同期よりも増えており、人気は堅調なのだそうです。
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考えたコースと、カーナビが誘導するコースが違うことがありますが、最短コースに誘います。
もちろん、たまにカーナビが最短コースを目指すため山道を行き多少の時間を要すケースもありますが、地図を見ながら
進むよりは安心です。
カーナビがない時代は、道に色をつけておくと楽なのに等と、不案内の道路に我儘な文句をいってました。
> 「儲かりまっか」は、よく使用したり、聞き慣れた言葉です。儲かり過ぎて、周りから褒められ、顔が真っ赤になったのですね。
大阪では、挨拶の常套句でした。 ^^