らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

世界初の携帯電話は日本

2021-05-02 | 雑学

今年は7月に東京でオリンピックが開催される予定です。
コロナの蔓延で開催を危ぶむ声もありますが、開催されれば昭和39年に次いで日本では2回目となります。

一方、4年後の2025年には大阪で大阪・関西万博が開催される予定で、現在、準備が進められています。
こちらも1970年(昭和45年)に次いで日本では2回目の開催となります。
万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」とされており、どのような未来社会のデザインが紹介されるのか楽しみです。

「世界初の携帯電話」
ところで、前回の大阪万博は1970年3月から9月にかけて「人類の進歩と調和」をテーマに開催されたのですが、この時、電気通信館において、携帯型の無線電話機「ワイヤレスフォン」が出展され、一般加入電話と通話をするデモンストレーションが行われました。
デモンストレーションとは言え、一般加入電話と通話したこのワイヤレスフォンが、多分、世界初(勿論日本初)の携帯電話だったのでは? 
ということです。

・これが大阪万博でデモンストレーションに使用されたワイヤレスフォンです。(ネットより)


・電気通信館でワイヤレスフォンで電話する一般女性です。(ネットより)


「一般大衆向け携帯電話」
携帯電話の前身は、第二次世界大戦中にアメリカ軍が使用したモトローラ製の「Walkie Talkie」といわれています。
携帯できる電話を開発する具体的な研究は古くから行われてきましたが、電波のノイズの問題やバッテリーの問題、また通信速度などの多くの問題により電話機が非常に大型になってしまうため、実現は困難でした。
しかし、モトローラがこれを実現しました。
大阪万博の3年後の1973年の4月3日、最初の携帯電話を発表したのです。
携帯電話が一般大衆の手の届くものになったのはその10年後の1983年のことです。
初めて携帯電話機を売り出したのは矢張りモトローラでした。

一方、日本で初めて現在のカタチに近いハンディタイプの「ケータイ」として一般大衆に発売されたのは、1987年にNTTが発表した「TZ-802」でした。

なお、今では携帯電話は「ガラケー」からスマホに移っていますが、スマホの最初は1996年のノキアによる電話機能付きPDA端末の発売です。
その後、2007年のiPhoneの発売に続き、2008年にAndroid端末が発売されてから世界的に広く普及し、現在に至っています。


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2 コメント

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携帯電話  (もののはじめのiina)
2021-05-02 10:21:00
出掛け先の携帯に電話が架かってきて、つい「此処がよく分ったな」といったそうです。
                  歩いていても直接本人に話せる電話は魔法の利器ですね。
マンガが先取りしていた未来が現実になったのですから素晴らしいことです。

大阪万博でワイヤレスフォンが試用されていて、NTTが実用化したとは日本の得意分野ですね。

> 若いころはウイスキーをストレートで飲んでいましたが、今はアルコール度数が強くて飲めません。
たまには、気分をかえて薄めたハイボールをどうぞ・・・。

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移動通信 (hidebach)
2021-05-03 10:39:30
日本での携帯電話の始まりは、自動車電話からでした。

日本移動通信だったと思いますが、
その会社で自動車電話を始め、今のauになっていると思います。

朝礼で「今に女性のハンドバックに
誰もが電話機を入れて持ち歩く時代が来ます」
と話したら、
「上司がそんなことになるか?」
と批判されましたが、
あっという間にその時代がやって来ました。
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