らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「キクイモ(菊芋)」の収穫

2011-01-11 | 家庭菜園
今日は「キクイモ(菊芋)」の収穫についてご紹介します。
この「キクイモ(菊芋)」は、昨年春、私が受講している熊取町のパソコンクラブの講師であるU氏から頂いた3株の苗を植え付けたもので、その内の1株を収穫したものです。

「キクイモ(菊芋)」は比較的馴染みの薄い植物ではないかと思います。
この芋は北米原産のキク科ヒマワリ属の多年草で、別名は「アメリカいも」、「ぶたいも」と呼ばれており、日本には江戸時代末期に飼料用作物として渡来したそうです。

・これは昨年5月に頂いた「キクイモ(菊芋)」の苗です。


「キクイモ(菊芋)」の茎はよく伸長します。草丈は高いものでは1.5mから3mにもなります。
上部ではよく分枝し、9月~10月には菊に似た花を咲かせます。
地下茎は先が膨らんで芋状になるのが特徴で、このことから「キクイモ(菊芋)」の名前がついたと言われています。

・昨年9月に菊のような花を咲かせた「キクイモ(菊芋)」です。この時点で茎は1.8m程になっていました。


・冬になりすっかり枯れた「キクイモ(菊芋)」の茎です。今回は一番手前の1株を収穫しました。


スコップで掘り起こしたところ生姜のようなごつごつした芋が鈴なりについていました。

・1株にこれだけの地下茎(芋)がついていました。


「キクイモ(菊芋)」は近年、ヨーロッパにおいて成分の研究が進み、栄養価や薬利効果が非常に高いことが判明したそうです。
特に、根の部分に含まれるイヌリンは、糖尿病や肥満・高中性脂肪に有効だとされ、世界中から注目を浴びているようです。
この芋は、牛乳煮、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、煮物など、食用として利用でき、更に、健康食品としても顆粒やお茶として加工され市販されているそうです。

・これが1株から収穫した菊芋です。御覧のように生姜とよく似た表面をもつ芋です。


「健康効果」
イヌリンは腸内で分解されキクイモオリゴ糖(イヌロオリゴ糖)となり、腸内善玉菌を増やす効果があるそうです。
腸内善玉菌が増えることで、便秘、がん予防、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性の病気の改善にも効果があるとされています。
更に、血糖値を抑える作用もあって、糖尿病・肥満・高中性脂肪にも有効と言われています。




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3 コメント

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笑撃 (iina)
2011-01-12 08:40:47
笑撃画像をお互いに愉しんでいます。
WEB上から拾ってくるのですが、細々とつづけていきたく思っています。
インターネットの世界に感謝です。
そして、そのかたがたにごめんなさい。m(__)m
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菊芋はじめて見ました (sugachan)
2011-01-11 16:13:50
最大3mにもなるなんてすごいですね。
きれいな花も咲くんですね。
それに結構たくさん獲れるんだ。
味はどんなかんじなんですか?
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一挙両得 (iina)
2011-01-11 08:46:44
菊芋は、花が黄色で鮮やかですね。芋わおいしく食べられたら、なお結構です。
花と実をたのしめるとは、一挙両得です。
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