女性の芸人さん、特に漫才師が口にする言葉、「どうせ私は姥桜よ」をよく聞くことがあります。
皆さまもお聞きになったことがあると思いますが、彼女たちはこの言葉で自分を卑下したり、揶揄して言っていると言うことが前後のセリフから分かります。
この人達は「姥桜(うばざくら)」と言う言葉の本来の意味をご存知なのでしょうか?
「姥桜」と言う言葉は誤った使われ方をすることが多いようですが、これは漢字のイメージのせいのようです。
姥桜の「姥」は女が老いると書くことから、年をとった女と言うだけのイメージを受けますが、それは間違いなのです。
姥桜とは、美しさや色気がいくつになってもある女性のことを言います。
広辞苑では、①葉に先立って花を開く桜の通称的総称。ヒガンザクラ・ウバヒガンなど。
②娘盛りが過ぎてもなお美しさが残っている年増。女ざかりの年増。
と説明しています。
辞書が示すように、姥桜とは、娘盛りを過ぎても美しさや色気がある女性のことです。
では何故、「姥桜」と言うようになったのでしょうか?
ヒガンザクラやウバヒガンなど、葉より先に開花する桜のことは姥桜と言われています。
ここから、葉がなくても美しい、歯(葉)がなし(=老いて)でも美しいというかけ言葉が、年齢を重ねても美しい女性の由来だと言うことです。
「私はどうせ姥桜だから」と、ご自身のことを卑下、謙遜する意味で使われる方も多いようですが、同じ使うなら謙遜ではく、自信を持って「私は艶ある美しい姥桜なのよ」と使っていただきたいですね。
女性の皆さん私的な飲食会や会合などで、もし、「姥桜」と言う言葉が出てきたら、この言葉は「娘盛りが過ぎてもなお美しさが残っている女性なのよ」と自信を持って教えてあげていただきたいと思います。
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時代劇によく使われたセリフですが、そんな意味深な「姥桜」でした。 φ(..)メモメモ
「姥」といえば、浅草に姥ケ池(うばがいけ)伝説があります。
家に泊めた旅人を殺して生業にしていたのを、やめさせる物語が いまに伝わっています。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/620fa4c981cec3b618a88d65c90f541a
> ヨーロッパでも日本と同じように第2次世界大戦の時の映画が製作されているのですね。
映画「ダンケルク」は連合軍の負け戦を扱っていますが、この脱出で生き延びた兵士たちが第2次世界大戦を勝利に導きます。
物理学の女教師に八重桜と仇名を付けました。
先生は訳もなくその仇名を喜んでいましたが、
実はすごい出っ歯で鼻より歯の方が前に出ているのです。
ソメイヨシノは花の後に葉がでますが、
八重桜は葉(歯)が先に出て花(鼻)が後にあることから付けた名前だったのです。
高3の卒業式の後で、
その先生に八重桜の仇名の意味を伝えましたら、
「知って居ましたよ」とケラケラ笑って一蹴されました。
半世紀も前の古い思い出です。
お陰で物理の成績はAでした。
hide-san様はお優しいお方ですね。
ボランティアにお出かけと言うことで、元々そのようなお方と推察できますが、それにしても素晴らしいことです。
誰にでもできることではありません。
“自分さえよければよい”という風潮が広がる中、日本人の心がすさんできているように思いましたが、hide-sanさまや病院までお連れされた女性を見ると、まだまだ日本人は捨てたものではないと感じました。
嬉しいです。
ボランティア活動よろしくお願い申し上げます。