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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「序盤」「中盤」「終盤」の由来

2012-06-10 | 雑学

野田総理は3日に行われた2回目の小沢元代表との会談が平行線に終わったことを受けて、同代表の説得を断念し、問責決議を受けた二人の大臣を含む小幅の内閣改造を行って、野党側に歩み寄る形で、今月21日に会期末を迎える終盤国会に望む事になりました。
しかし総理が目指す、社会保障と税の一体改革関連法案の今国会中の成立は不透明と報道されています。

今日は国会の話題ではなく、この「終盤」或いは「序盤」「中盤」と云う言葉の由来について調べました。

この「序盤」「中盤」「終盤」と云う言葉は将棋や囲碁の世界から生まれた言葉のようです。
即ち、「序盤」「中盤」「終盤」の「序」は【物事の始め】、「中」は【真ん中】、「終」は【終わり】という意味で"時の経過"を表しており、「盤」は、【表面の平らな台】のことで、特に【碁盤、将棋盤】を指し、その上で展開される【勝負の情勢】も意味しているそうです。
つまり「序盤」「中盤」「終盤」とは、元々囲碁や将棋において“序・中・終”それぞれの段階の勝負の情勢を指していることが由来で、それが一般に広まった言葉なのだそうです。

囲碁や将棋の言葉が一般的に使われる例は他にもあります。
・『局面』・・・【事の成り行き】という意味で多用する言葉ですが、これは【囲碁・将棋の盤面】つまり【勝負の形勢】を指す所からきた言葉です。
・『定石』・・・【物事の決まったやり方】をいう言葉ですが、これも囲碁で【最善とされる決まった石の打ち方】から転じた言葉です。
・『一目置く』・・・囲碁では対局者の技量に差がある場合、弱い方がハンデとして先に1つ石を置き、そこから勝負を始めますが、一般的には、相手が自分より優れていると認め、
          そこから【相手の力量に敬意を払う】という意味で使われるようになったものです。
・『先手を打つ』・・・【相手の機先を制して優位に立つこと】をいう言葉ですが、囲碁や将棋で、【先に打つ人】を「先手」と言うところからきています。
・『後手に回る』・・・【受身の立場に立たされること】を言う言葉ですが、これも囲碁や将棋で、【後に打つ人】を「後手」と言う所から来ています。

こうして見ると、日頃何気なく使っている言葉の中に、囲碁や将棋の世界から生まれた語がたくさんあるものですね。


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2 コメント

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Unknown (iina)
2012-06-10 09:05:15
こうしてみると、囲碁や将棋の言葉が一般的に使われていますね。
以後(囲碁)、気をつけてみたいです。

ロシア映画は、ソ連時代と同じく色合いが暗く重かったです。「ファウスト」は難解でしたが
、買い置いた本を読んでみようかと思いました。最近といっても数年前に、理解しやすい訳が
出たと好評なのがあるようです。
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Unknown (tamirin)
2012-06-10 12:08:40
そうなんだ。。。
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