カレハガ（枯葉蛾）

一昨日、枯葉のような蛾が網戸に止まっていました。
珍しいのでご紹介します。

最初、枯葉が風に飛ばされて網戸に引っかかったのかな？と思い、取り除こうとしました。
しかし、よく見ると蛾ではありませんか。
珍しいので写真に収めました。
その後ティッシュで捕まえて処分しましたが、少し強めに捕まえたので、枯葉のような部分は粉々に砕け、粉と細く短い繊維のようなものに変わっていました。



ネットで調べたところ、この蛾は「カレハガ（枯葉蛾）」のようです。
カレハガ（枯葉蛾）はカレハガ科の蛾の総称で、羽の色や斑紋が枯葉に似ていることからつけられた名称のようです。
カレハガ科は中型から大型の蛾で、ほとんど全世界に分布しているそうです。

・それにしてもこの蛾は枯葉そっくりですよね。これは身を守るための擬態ですね。


カレハガは体、羽とも赤褐色か暗褐色で、体は太く、羽を開くと4㎝～8㎝になり、静止した時、羽をたたむと枯葉のようにみえます。
幼虫は桃、梅、桜などの葉を食害する毛虫だそうです。



このカレハガ、折角枯葉の擬態に変身しているのに、網戸に止まっていたのでは変身した意味が無いのではないかな。
なぜ網戸なんかに止まったのでしょうね。