ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

問題児・・・

2005年09月10日 | これも自分あれも自分
私は、小学3年生までは、問題児でした。
授業中に落ち着きがなく、勉強なんてまったくできなくて、0点が並んでいました。
よくゲンコツをもらい、廊下にも立たされました。
いじめにも、遭いました。悲しくて、寂しかったけど、いじめる方の未熟さを冷めた目で見ていました。だから、あまりこたえはしませんでした。

でも、そんな問題児の私を、しっかりと見つめ、支えてくれた人がいました。小学3年生までの3年間、担任だった西田先生。彼は、私の家庭の境遇を知り、同時に私の精神の不安定な状態を、まるごと受け容れてくれました。
子どもなりにも、「この人は、わたしを分かってくれている!」と、感じるものなのです。西田先生の存在は、私の救いでした。問題を起こしても、言うことを聞かなくても、成績が悪くても、ありのままの私を受け入れ、叱る時には厳しく、誉める時には優しく接してくれた先生に出会えたから、私はぐれずに済みました。げんこつは、すんごく痛かったけど。人差し指、とんがらせていたもの・・・。でもね、、、
心から、感謝しています。会いたいなぁ。今、どこにおられるのだろう・・・。

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