古都シー・サチャナライのソンクラーン・パレードの続きです。遺跡公園を出発したメインパレードと、貴賓が乗った象のパレードが陽が傾いた刻にノーン・チャーンに到着しました。リタイ王記念運動公園に建立されている、「プラヤー・リタイ」と地元の人から呼ばれている、リタイ王像まで行進します。前回アップした写真とよく似たものがありますが、パレードの雰囲気を感じを出すために掲載しました。
【リタイ王とは、スコータイ王朝の第6代国王で、碑文によれば、シー・サチャナライ王であった1347年に挙兵してスコータイ城門を破り入城、スコータイ王に即位、1361年スリランカから高僧を招き出家、退位しました。当時はクメールの文化影響が強く残り、バラモン思想が衰えていなかったようです。リタイ王も22年間のシー・サチャナライ、スコータイ統治でヒンドゥー教から上座仏教に帰依し、仏の教えを守り善政を布き、数多くの仏教寺院を建立しました。しかし、国力は衰退し、アユタヤが造反したのもリタイ王の治世でした。】











