の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

シー・サチャナライのソンクラーン (2)

2013年08月21日 | スコータイ

古都シー・サチャナライのソンクラーン・パレードの続きです。遺跡公園を出発したメインパレードと、貴賓が乗った象のパレードが陽が傾いた刻にノーン・チャーンに到着しました。リタイ王記念運動公園に建立されている、「プラヤー・リタイ」と地元の人から呼ばれている、リタイ王像まで行進します。前回アップした写真とよく似たものがありますが、パレードの雰囲気を感じを出すために掲載しました。

【リタイ王とは、スコータイ王朝の第6代国王で、碑文によれば、シー・サチャナライ王であった1347年に挙兵してスコータイ城門を破り入城、スコータイ王に即位、1361年スリランカから高僧を招き出家、退位しました。当時はクメールの文化影響が強く残り、バラモン思想が衰えていなかったようです。リタイ王も22年間のシー・サチャナライ、スコータイ統治でヒンドゥー教から上座仏教に帰依し、仏の教えを守り善政を布き、数多くの仏教寺院を建立しました。しかし、国力は衰退し、アユタヤが造反したのもリタイ王の治世でした。】









女性が両手で抱かえているのは、「バイ・シー」と呼ばれるクワイ・タニーという種類のバナナの葉で作られたお供えです。この葉は、切ってもなかなか変色しない、丈夫で長持ちするようで、仏教行事、慶事には必ず登場します。



先頭の象に乗っているのが、横断幕に書かれていたシー・サチャナライ市長でしょう。前に腰かけているのは象使いで市長の顔はほとんど写っていませんが。





ずいぶん年老いた象さんです。



象さんも化粧してもらいます。単に色絵具で殴り書きしたようにも見えますが・・・。