の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

「女の砦」バンテアイ・スレイ(2)

2015年08月11日 | カンボジア
「女の砦」という意味を持つ「バンテアイ・スレイ」の続きです。
1914年に発見されます。当時フランスを代表する前衛作家で、後に文化大臣に就任するアンドレ・マルローはフランス極東学院の会報で密林に埋もれたバンテアイ・スレイの発見を知り盗掘でひと儲けすることを画策します。妻クララと友人の3人で考古学の学術調査を装いカンボジアを旅行、バンテアイ・スレイの北側祠堂から3体の女神像を盗み出し、国外へ持ち出そうと、プノンペンまで運び出したところで逮捕されます。半年後の裁判で有罪となります。マルローはこの盗掘をもとに小説「王道」を発表します。
バンテアイ・スレイの修復は1931年に完了しました。

南北94m、東西100mの第一周壁に沿って、聖池を回ります。







南側から見ると、地盤が波打ってきているのが分かります。





周壁はラテライトで出来ています。

西門です。



第二周壁の西壁には崩れた破風がたくさん仮組で置かれています。





フタバガキの実です。





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