アンコール3日目です。ホテルで朝食後は、およそ40km東北にある、「女の砦」という意味を持つ「バンテアイ・スレイ」から観光を始めます。
ホテルの3階食堂テラスから表通りを撮影しました。
カーブを曲がったところでお巡りさんがヘルメット装着の取締りをしています。
ヘルメットの装着率は結構いいみたいです。1台ノー・ヘルがすり抜けて行きました。
彼はヘルメットを出そうとしていますが、間に合いませんでした。
四人乗りは違反ではありません。
彼女はUターンするタイミングを見計らっています。この後、お巡りさんの前から無事逃げていきます。
お巡りさんを見つけて、呼止められる直前にコースを変更する単車もたくさんあります。強者は、道路の左端をすり抜けていきます。
縁日が開かれるのでしょうか、たくさんの風船を積んだ自転車です。
乳児を抱いての3人乗りです。
お巡りさんに呼止められます。
違反金を払っていますが、支払うまでにずいぶん時間がかかっていました。かなりごねていたようです。
もちろんヘルメットをしていないからと言って、違反切符が切られているわけでもなく、違反金に領収書が発行されこともありません。
前の単車は息子のようです。お札が2枚渡されています。
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宿泊している「タ・プローム・ホテル」の外観です。
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バンテアイ・スレイに到着です。団体の観光客が行過ぎるまでココナッツ・ジュースを飲んで休憩です。危なっかしい手つきで飲み口を切り落とします。
観光客を待ち構える、土産物売りの女性たちです。
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バンテアイ・スレイへは未舗装の道路が続きます。
バンチアイ・スレイは967年頃、ジャヤヴァルマン5世に仕えていた王師(宮廷バラモン)ヤジュニャヴァラーハによって建立されたヒンドゥー寺院です。
赤色砂岩とラテライトで造られた、三重壁に囲まれた小さな寺院です。
破風やまぐさ石、門柱には彫の深い精緻な彫刻でうめ尽くされています。赤色砂岩は硬質で、風化による摩耗もなく、最近彫られたような美しさです。
東門は象に乗ったインドラ神です。
東門から第一周壁門へ至る参道です。
参道南の門の破風は聖牛ナンディンに乗るシヴァ神と妻ウマの彫刻です。
破風の縁飾りの終端はナーガに乗るガルーダです。
参道北側の門です。
参道北側門にはヴィシュヌ神の化身ナラシンハに組み伏せられる阿修羅王です。
赤アリの巣です。
木陰で地元の人が演奏をしています。
参道と平行に並ぶ石柱です。
門柱に刻まれた碑文です。
地面に転がる蓮華文の彫られた石材です。
聖池に囲まれた中央伽藍です。基壇の上に3基の祠堂が並び、2棟の経蔵を配置しています。
聖地の間の参道です。
聖地の周りを一巡りしてから中央伽藍へ入ります。
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