の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

東メボン

2015年08月22日 | カンボジア
東バライの中心に、大海に浮かぶように建造された、3層基壇の上に5基の煉瓦造りの祠堂が建つピラミッド型のヒンドゥー寺院です。

東バライはアンコールに初めての都城「ヤショダプラ」を造営した第4代国王ヤショヴァルマン1世(在位:889年~910年頃)によって890年に完成した、東西7km、南北2kmの貯水池です。
巨大な人造湖の中心部に第9代国王ラージェンドラヴァルマン1世(在位:944年~969年)は、952年に国王の先祖の霊を弔うためにヒンドゥー寺院を建立しました。

東バライは完成後、200年余りで涸れてしまいます。現在は干上がった東バライ跡にブリアダック村という大きな集落があります。

二重周壁に囲まれ、内壁を兼ねた一辺120mの基壇の四隅には巨大な象の彫像が四方を睨んでいます。西門から基壇を上っていきます。



基壇を上る階段を守る獅子像です。建造時は獅子が眺める先に広大な人造湖がありました。







各層の階段両側に立つ獅子像です。かっては貯水池を見ていました。



最上段の5基の祠堂です。





神象アイラーヴァタに乗るインドラ神です。祠堂の煉瓦は風化していますが、砂岩で造られたまぐさ石の彫刻はきれいに残っています。





















煉瓦の表面にあけられた小穴は仕上げの漆喰のつきを良くするためです。


















東側へ下りてきました。





東門から出ます。


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