元テレ東プロデューサー、
佐久間さんが見たことを後世まで自慢できる映画、
しかもI'MAXで見ることを推奨!
と大絶賛されていたので見に行ってみた。
コロナが騒がれるようになってからは劇場に足を踏み入れていないのでおそらく2年ぶりくらいの映画館だと思う。
やっぱり劇場のこのワクワク感は、AmazonPRIMEやNetflixでは味わえない。
3時間におよぶ大作のため事前にスナックを準備。
さて、映画はと言えば
おそらく莫大な製作費をかけ最先端の技術を駆使して撮影されたであろう破格のスケールと緻密な編集とにより壮大な世界感が演出されていて、その迫力に圧倒されました。
但し物語的には、心象をえぐるものではなく、有り体に言えば未来型戦隊SFアクションという感じでしょうか。
人物像や争いの歴史が深堀されるわけでもなく、何に対してもイマイチ共感できないまま時間は進み、見終わったときの取り残された感が半端なく、後味の悪さが2001年宇宙の旅に似てました。
佐久間さんは、ジブリ、殊にナウシカの世界観等はDUNEから引き継がれていると言っても過言ではない、と感動されていたけれど、
ファンタジーものを感覚で楽しめない自分にとってこの3時間はちとキツカッタです。
説明がなくてわからないわけではなく、たとえ十分な説明がされたとしても陣地取りの宇宙戦争物語には共感できず、
自らの想像力のなさを実感。