アカデミー作品賞。
アジアの映画がアカデミーを取るとは快挙ですね。
パラサイト。
原題:기생충(寄生虫)。
英題:Parasite。
2019年公開の韓国映画。
リアリズムを追及した少々グロなところが、
韓国映画っぽいと言えるかもしれません。
現代の韓国格差社会を鋭く描いたと言われていますが、
それはさておき、
「絵」と「構図」の面白さ、
会話、音、アクションの「間」は絶妙で、
大雨で避難しているぎゅうぎゅう詰めの体育館で横たわりながら父が語る、
絶望的であるものの、ある種達観した言葉は哲学的でグッときました。
評論家の解説を読むと
何気なく置かれた小道具や、
「水」や「階段」の演出にも何らかの意味が隠されているらしく、
すべてが緻密に計算されつくされ
エンターテイメントとしてもとても良くできた映画だと思いました。
ただ、
もう一回見たいかと聞かれれば?
うーん、
一回でいいかも。
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