KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

LITTLE ANGEL

2006-12-23 | KOFUKU日記
ないても笑ってもあと4日。「季節はずれの雪」は幕を開ける。
いろいろな意味でプレッシャーは生まれ、私たちの上にのしかかってくる。
そうなるといくら温和な人々でもそれなりの緊張や歪が生まれてくる。
私たちも例外ではない。
芝居は魂を削って生まれる。
そんな中での稽古は佳境に入れば入るほど緊迫感を増す。
ぴりぴりとした空気が飛び交い刺さる。
時にそれは大きな争いに転じてしまったりする事もあるくらいだ。
ところが、今回、私たちの稽古場にはそれを柔らかな時に変えてくれる天使が居る。
ちわわの「ぴーちゃん」である。
親友そら君が参加してくれたのを機に3日ほど前からぴーちゃんもお稽古場にこられる様になった。
幼い頃飼い主と死に別れ、誘拐を経験したぴーちゃんは、
決して人に慣れず、吠え立てるのだが、この世に3人だけ、
このピーちゃんが吠えない人が居るのだ。
その一人が今回出演してくださる「ひの あらた」さんなのである。
ぴーちゃんはなぜか初対面からひのさんには吠えずなついてしまった。
おかげで稽古場でも居させてもらえる事になったのだ。
思いテーマの作品のせいもあるが時に煮詰まった空気になる稽古場もぴーちゃんがちょこちょこと歩き回るだけで不思議と笑みが浮かび、ほんわかした空気が流れるのである。
「ぴーちゃあん、かわいいでしゅね~。
ぴーちゃんはおいちい食べるたべる~?」
と大の大人達の赤ちゃん言葉が恥ずかしげもなく飛び交っている(笑)
その間を歩くぴーちゃんはまるでちいさな天使ちゃん。
あなたのおかげで空気が明るくなっているよ。
あなたはちっさいけど大きいね。ありがとね、ぴーちゃん。
お姉ちゃんは大助かりよ。感謝、感謝(^。^)

それからもう一つの癒しがそら君。
あなたのホンワカオーラ、かなり繊細なメンバーの
時として切羽詰るみんなのことを助けておりますよ。
本当にありがとうございます。
心から感謝、感謝。

あと少し、みんなで善いもの作ります。
とても素敵な舞台です。
今日は本当に涙しました。
みなさんもハンカチ忘れずにね。