KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

ウォルターのかぼちゃランプ

2009-09-11 | KOFUKU日記
今年も我が家の秋の恒例「ウォルターのかぼちゃランプ」が登場しました。
これはおうちの中やサロンの窓辺に飾るジャック・オ・ランタン。
ベランダ側の手すりにはかぼちゃランプがいっぱいくっついたガーラントが飾られます。
夕方暗くなるとチカチカします(^^)

点滅するとこんな感じー。
これは消えてるところ


これは明かりがついたところ



さて、うちではかぼちゃのランプはとってもとっても意味があるものです。
今、レンタルショップなどの新作コーナーに並んでる
メリル・ストリープが出てる「ダウト」と言う映画がありますが、
この監督であり、舞台の脚本家であるジョン・パトリック・シャンリィ。
この方の作品を私たちは良く演じさせて頂いています。
この方の作品の中に「お月様にようこそ」と言う短編集があり、
その中に「喜びの孤独な衝動」と言う作品があるんですが、
私の相方はその作品の主人公、孤独な青年ウォルターを持ち役としています。
一人の青年が他の人には見えない人魚に恋をするお話ですが
その人魚との連絡方法がこれ、かぼちゃのランプなんです。

ご存知のようにかぼちゃのランプはハロウィンに欠かせないもの。
目に見えない世界の人々とつながる唯一の日に飾るランプ。
不思議の世界をつなぐ、心に灯る「ひかり」
なんとなく、美しく、儚く、あたたかいと思いませんか?

我が家ではその作品に使った残りのランプを毎年飾ります。
深まりゆく秋にふさわしい灯りです。