KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

雨の中の薔薇

2010-05-25 | KOFUKU日記
昨日、今日と雨でしたね。
雨の中、薔薇が綺麗に咲いていました。
ひんやりとグレーの空気の中で綺麗でした。

同じように雨の日にお伺いしたある幼稚園で
こんな綺麗な美しい言葉を発見しました。
おすそ分け。


「よろこんであたえる人間となろう
おのがあればものを ちからがあればちからを
ちしきあればちしきを みんなにあたえよう
なければ自分のなかに そだててあたえよう
花はうつくしさをおしまず
小鳥はたのしい歌をおしまない
だれにでもあたえている
あたえるとき 人はゆたかになる
おしむとき いのちはまずしくなる
よろこんであたえるにんげんとなろう」

これはお寺さんの幼稚園にかけてありました。

私もお寺の幼稚園に通い、お坊様が毎月お家に祈りにいらっしゃったので
よく法話やお話を聞きました。お経の響きが好きでした。

同じくらい小さいときから1時間以上歩いたところにある
小さな教会の日曜学校に長い間かよっていました。
同じようにお話を聞き、歌を歌いました。
美しい聖書の言葉が好きでした。

私は宗教を持ちませんが、人間では計り知れない力を尊敬し、
人を照らす光に向けて心から祈る事が好きです。
人には作り出せない美しさに感動し、
完璧さは神にしかないと思う謙虚な心に惹かれます。
その貴い存在に憧れを持ち、善き心であろう、
同じような愛の存在になろうとする人間の小さな努力が好きです。


ある教会で教わった子ども達の歌です。

♪小さな雨が落ちるときに“あげなさいよ”と言いました。
 わたしは小さくても花をそだてる
 一日中をみんなのために あげなさいよと歌います♪

薔薇に輝く、雨のしずくの一粒のように
私は捧げられる豊かな人になれるだろうか。