KOFUKUの家から

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南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

Matilda The Musical~GWは本とミュージカルいかがでしょ?

2012-04-27 | 演劇、ミュージカル、エンターテイメント


《実家の隣に立っている大きな銀杏の木。いったい何メートルあるのだろう》

今日の南国は快晴でした(^^)
もうすっかり夏の日差しになりつつあります。

ちびさんとちびちびさんたちはお元気です(^-^)



《お庭の王様*まろくん(笑)緑に映えますわ》

 

《庭を駆け回るまろくんを見守るピーちゃんとピピちゃん》
《こもれびの光を追いかけるピーちゃん》




《ちびちびたちは赤ちゃんから「赤さん」くらいに成長》
《あっちこっち這い回っては、変なところに潜り込んで寝ています(^_^;)》


 

《でもまだお母さんとおっぱいなしでは生きられませんの(笑)》




《二男の心児(ここ)ちゃんがこの花の下でみんなの事を見守っています》
《この花、他のところの同じ花は、随分前にみんな花が散ったのに》
《なぜかここだけ一向に花が枯れないのです》



さて気が付けば、もうゴールデンウィークなんですねぇ。
ゴールデンウィークって言うと子ども達ってイメージ。
子どもの日があるからかな?皆さんは子ども達と一緒に
どこかに遊びに行ったり、何か観に行ったりしますか?
昔はこどもの日くらいになるNHKなんかで
劇団四季の子供ミュージカルを放送してました。
そんな番組を楽しみにする子供時代でした。

さて5月が過ぎ、6月になると、海の向こうのアメリカではトニー賞が発表されます。
日本では映画の最高峰を決めるアカデミー賞は有名ですよね。
ゴールデングローブやらなんやらと色々あるのでよくわかんない人もいると思いますが
これのテレビ番組の最高峰を決めるのがエミー賞で、
舞台芸術の最高峰を決めるものが「トニー賞」です。
ちなみにアメリカで舞台と言えば、NYのブロードウェイが有名ですね。
で、これはアメリカのお話。

同じようにイギリスでも舞台と言えばロンドン、ウエストエンドが有名、
このイギリスにも同じような賞がありまして、
先日、アメリカのトニー賞にならぶ舞台芸術の祭典
「ローレンス・オリヴィエ賞」の発表がございましたのです。

その栄誉ある賞を今年勝ち取ったのはこの作品
「Matilda The Musical」です。

映画「リトル・ダンサー」を舞台化した「ビリー・エリオット」に続いて
今度は少年ならぬ、少女ものが勝ち取りました。
「マチルダ」は「チャーリーと不思議なチョコレート工場」を書いた
ロアルド・ダールの児童文学作品です。

4歳とちょっとで図書館の本を読みつくした少女マチルダ。
でも両親は詐欺師まがいの父親と遊び狂いの母親、
子どもにはレンジでチンのTVディナーばかりを食べさせ、
自分たちはテレビの娯楽番組ばっかり見ていて
本を読むマチルダを見ては本しか読まないろくでなしと馬鹿にする最低の親。
自分たちの価値観のみの中で生きている両親は
マチルダの持っている大きな才能には全く気が付きません。

そんなマチルダが待ちに待った5歳になり小学校に入り
たった一人の大人の味方のミス・ハニーと仲間たちと一緒に
横暴な校長先生や自分の親、つまり運命と戦うお話し。

まあ、どんな仕上がりになっているかはクリップをご覧あれ。
子どもの出演するミュージカルだからって、どっかの国とはレベルが違うんです(^_^;)

Matilda The Musical



Revolting Children Matilda the Musical



ね、子ども達と一緒に、子どもに戻って観たくなったでしょう?
こういうどんな年齢の子たちでも見られるような作品が
小さな町でも見られるような、そんな世の中になればいいのになぁ。
ずっとそう思っていますが、日本はなかなかそんな風にはなりませんね。
それどころか生きていくのも難しい世の中になりつつあり
そのうち、こういうものは無くなっちゃうんじゃないかって
そう思っちゃうくらいで、それがとっても残念な今日この頃です…。

このマチルダ、私はとっても好きなお話です。
邦題は「マチルダは小さな天才」と言います。
映画もありますよ。

なんで好きかっていうと自分とかぶるから。
私もなぜか3歳で本が読めるようになり、
5歳までには普通の大人の読む小説くらいは読めるくらいになりました。
母の家庭画報やら主婦の友やら、訳版のタイム誌やら読み漁る変な子どもで
小学校とかでは図書館の本をそれこそ全部読んで表彰されたことがあり、
それでも読み足りず、廃本を置いてある倉庫に電気引いてもらって
閉校の時間、暗くなるまで昔の少年少女小説やら
文学書やらと、ただひたすら本を読んでいました。

でも、ありがたいことに私の親は「本ばっかり読んで!」
とはまったく言わず、お金のあるうちは毎日、本を買い与えてくれて、
お金が無くなってからも、いろんな所から本を持ってきてくれて
好きなだけ本の世界に遊ばせてくれたので嬉しかったです。
おかげで今も本が一番の宝物だなぁ~。

一度読んだ本は捨ててしまうという人がいるけど、
私は本は殆ど捨てることがありません。
何故なら、本は自分の心の度合いで印象が変わるからです。
書いてあることが同じでも、読み手のココロ次第で変わるのです。
捨てるなんてもったいない。自分の過ごした時間を捨てるようなもの。
だから、自分と向き合うためにも、時を置いて
同じ本をじっくりと読まれることをお勧めしたいです(^^)

まあ、そのおかげで、今も私の部屋は本でぎっしりですが(^_^;)
多分、何百冊?千冊は軽く超える気がする…(・。・;
でも、それでも、相当あげちゃうんで、随分減ったんですけどね~。
アンド…本をすごい読んでたからって頭いいわけでも
大人になって偉くなれたわけでもなし…(;一_一)

でも本を読んだおかげで世界は確実に広がったし、
沢山の人の意志を知ったから、人の魂から出てくるものの美しさや、
同じように自分の意思を持つことが出来るようになりました。
それは自分が良かったなぁと思う事の一つです。

マチルダを見てて、やっぱ本っていいなぁ~。
ミュージカルっていいなぁ~、と、思っちゃいましたね~。
だって大切なものがぎゅうっと詰まってる。
しかもそれがとても分かりやすい形でそこにある。

なにかひとつ、本や舞台や映画、音楽、
そんなことに触れてみるお休みもいいかもですね。
私もそうしよう~(^^)

長いお休み、皆様もどうかお身体休めながら
出来るだけ楽しくお過ごしくださいね。


あと3年・・・日本に住めなくなる日~中部大・武田教授のブログから

2012-04-27 | KOFUKU日記


《この青い空と緑が絶えないことを祈ります》


テレビなどでもおなじみの中部大学・武田邦彦さんの
今日付けのブログをお友達がシェアしてくださいました。
ちょっと衝撃的なタイトル、内容です。

今はがれき問題や汚染の問題がありますが
そういった問題をどうとらえるべきか
一つの答えとなりそうな内容でもありました。

私としては、この日本が住めない国とならないように、
子どもが、すべての人が健康でいられるようにと願い、
相方さんの様な白血病になる方が亡くなるように祈りつつ、
自分にできることをまずしっかりとしていきたいと思います。


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あと3年・・・日本に住めなくなる日 2015年3月31日
中部大学 武田邦彦


ある読者の方が線量計を持っておられて、それを使って
毎日、定点観測を続け、その結果をお送りいただいた。

測定は毎日、朝は職場、夕はご自宅玄関前、夜は自宅居間就寝前
の3回の測定を標準として、その平均値を整理しておられます。
場所は三重県です。


それをグラフにプロットしてご自宅付近の放射線量の変化を見ておられます。
科学的に正確でデータもシッカリして、これこそ「被曝の問題を日本人一人一人で取り組み、
より安全な生活を目指そう」という活動のなかですばらしいものと思います。


データの詳細は別にして、昨年の9月頃より三重県の放射線量はわずかならが上がっていて、
一次方程式(y=ax+b)で書けば、今年の1月から3月までの平均がb
(つまりおおよその最初の状態)が毎時0.10マイクルシーベルト、
a(変化)が0.004(マイクロシーベルト/日)です。


もちろんデータは個人が測定したもので、ある場所に限定されますし、
また最小自乗法でaやbをだされていますが、それも科学的には問題はありません。


これから計算しますと、若干の内部被曝なども加味して、
三重県の外部からの被曝が1年5ミリになるのは、
2012年1月から3年4ヶ月後となります。
つまり、2015年4月1日になると、三重県には住めなくなるという計算結果です。

・・・・・・・・・

「人を脅すようなことを言うな!」
というおじさんの声が聞こえてきそうですが、脅したりだましたりしている訳ではありません。
戦争で言えば、ミサイルが飛んできたとか、何時に日本列島に到着するという計算をして、
その結果をそのままお伝えしているだけです。

NHKは「台風の進路、いつ頃台風が来るか」を放送しますが、それと同じです。
台風より緊急性が高いかも知れませんし、台風の進路予想より確実性も高いかも知れません。


1年5ミリというと成人男子でも白血病になったら「労災」が適応される線量です。
つまり、日本国は「1年5ミリの被曝を受けたら、白血病になる」と認定してきたのです。
もちろん、現在の日本政府は知らない顔をするでしょうが、これは厳然とした事実なのです。

また電力会社の従業員も1990年ぐらいから1年1ミリに自主規制してきているのですから、
1年5ミリの場所に子供も一緒に住むわけにはいきません。

また、三重県はほぼ日本の平均的な線量率ですから、
ほぼ日本に住めなくなることを意味しています。

このブログでも再三、書いてきましたし、
国会の委員会でも参考人で述べましたが、
「福島の除染、汚染された野菜、瓦礫の運搬」
を続けていると、日本には住めなくなります。

福島原発から漏れた量が80京ベクレルであること、
これは日本に拡散したら日本が住めなくなる数字であることを認識し、
政府、自治体、電力は本腰になって日本列島を汚染されないように全力で取り組んでください。

(平成24年4月27日)