KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

お誕生日おめでとう~♪

2011-12-24 | KOFUKU日記
今日はクリスマス・イヴですね。
街はクリスマスでさぞ賑やかなことでしょうね。
我が家では天国の相方さんと次女のピピちゃん(チワワ)の一歳のお誕生日です。

昨夜はちびこたちをこよなく愛する「じいじ」が前日お祝いにご飯を用意してくれました。
お寿司とちびさんたち大好きのフライドチキンの盛り合わせです。
もちろん、爺ちゃんのおごりです~。


 
《じいちゃんにご飯を取り分けてもらうのを待つピピちゃん》


《ちっさい兄ちゃんと一緒にお祝いご飯を食べさせてもらう1歳児ピピ》


《ピピちゃん大好きまろたんはハート形のシールをおでこに貼ってお祝い・(笑)》


《その様子をやさしく見つめる姉ピーちゃん・(笑)》

ピピちゃんは今日はこれからケーキを買ってもらって、
お散歩にも連れて行ってもらえる予定なんだそうです。
本当に愛されております。感謝です。



そして私たち家族は守護天使の相方さんのお誕生日も一緒にお祝いです。
今日は相方さんのお誕生日でもあります。
ピピと同じ日なので二人でお祝いです。

 

《天国に行く20日ほど前の一時退院の時の相方さんとぴーちゃん。》
《二人が一番お散歩に足を運んだ箱根で》

相方さんが今日を穏やかに幸せな気持ちで過ごしていますように。
ピピちゃんと一緒に誕生日を喜んでいますように。

クリスマスにこめられたもの

2011-12-23 | KOFUKU日記


今年もクリスマスがやってきました。

私にとってクリスマスは心静かに平和への祈りをささげたり
自分や他の人に対して愛をもって心を寄せるときです。

相方さんを見送ってまだ一年という事もあり
まだお祝いごとを楽しく行う気持ちにはなれないので
華やかなパーティやおめでとうの言葉はありませんが
いつもと同じように祈りの時を過ごしたいと思っています。


皆様のおうちではクリスマスツリーを飾られましたか?

クリスマスツリーに飾られる飾り(オーナメント)には、
それぞれ意味やお話がこめられています。

ツリーの先につける星は、キリストが生まれた時に輝いた星を。

ベルは、迷った羊を首につけた鈴の音で探し出せるように、
すべての人のもとへ神の祝福が届くようにと。
  
杖の飾りは人々がお互いの杖となって助け合う気持ちを。
リボンはお互いが愛情を持って永遠の絆で結ばれるようにと。
  
リンゴには、慈しみといたわりが、太陽のように永遠に輝くようにと。
それぞれ深い意味や気持ちが込められています。
どうぞ一つ一つにこめられた意味を感じてみてください。


それではクリスマスにちなんだおはなしをひとつご紹介します。
ある神父様がお話しなされたことです。


かなしみを知る人は心やさしい人です。

かなしみは「引き裂かれる」という痛みから生まれてきます。
かなしみは引き裂かれた傷口からにじみ出てくるのです。

しかし、かなしみがかなしみのまま姿をとどめることはありません。
かなしみは愛へと、心やさしさへと、そしていつくしみへと変容します。

「神はそのひとり子を与えられるほど世を愛された」

と聖書に記されてある通り、神もまたかなしみを知る者なのです。
なぜなら自分の最愛の息子を引き裂いて与える痛みを知っているからです。

そして、その「引き裂いて与える痛み」こそ愛にほかならないのです。
クリスマスはこの神の痛む愛を心に染み込ませるときなのです。

クリスマスにはケーキにナイフを入れますね。
それは裂くことこそ愛なのだということの表現なのです。
結婚披露宴のケーキカットも同じ意味です。

それは記念撮影のためでも、ふたりのはじめての共同作業なのでもありません。
我が身を裂く痛みを、つまりは愛をよろこんでささげますとの意味なのです。

愛する者のために我が身を裂く、
いやむしろ、よろこんで我が身を裂く痛みを
ささげることのできる相手のことを愛する者というのです。

星野富弘さんの詩につぎのようなものがあります。


いのちが一番大切だと思っていたころ、
生きるのが苦しかった
     
いのちより大切なものがあると知った日、
生きているのが嬉しかった


自分のいのちにしがみついている人が解き放たれるのは、
その自分のいのちを捨ててもかまわない、
いのちをかけてもいいんだと覚悟できるときなのです。

心やさしい人におなりなさい。
よろこんで我が身を裂くことのできる愛深い者となりなさい。
そして何よりもそうした人となることができるように祈る者となりなさい。


さて、今日のお話はいかがでしたか?

私はそのとき「生きているのが嬉しかった」と
かなしみを知る人でありたいとこのクリスマスに願います。

皆様の心に深く静かな喜びが宿るクリスマスとなりますように。 

冬休み

2011-12-23 | KOFUKU日記
今日は甥っ子の終業式でした。
我が家では早速冬休みが始まりです(笑)



甥っ子はすっかりお休みモードに突入。
ちびちびたちを従えてリラックス度全開です。
ちびちびたちも早い時間から「ちっさいにいちゃん」が居て、
一緒に遊んでくれるので大喜びで一緒になって転がっています。

 

今日から冬休みで早く帰ってくるという事だったので
残り物のクリームチーズとホットケーキミックスでチーズケーキを焼きました。


レシピもなく勘で配合した割には、結構おいしくできました。
甥っ子いわく「お店で買ったのかと思った!」という味だったそうです(笑)


《チーズケーキを待つピピさん》

ちびちびたちにも評判上々。よかったよかった。

冬休みとはいえ、暖かく過ごしたいものです。
皆様も善き冬をお過ごしくださいね。

お誕生日

2011-12-16 | KOFUKU日記
寒くなりましたね。
こちら南国もかなりの冷え込みになってきました。
今朝はものすごく寒かったです。
温度差で結露のすごいことこの上なし(^_^;)
お天気のいい日にからりとお布団を干したい今日この頃です。



寒い日は風も強くて、今朝はお隣の銀杏の大木から
たくさんの葉っぱが雪の様にゆっくりと庭に降っています。

そんな今朝はお夕飯の残りの蟹鍋の残りの蟹身をほぐして
桜島大根の葉っぱと一緒にお雑炊にしてみました。
ほかほかの湯気が温かく身に沁みます。



我が家のちびさんたちもこの寒さでコタツ犬になっています。
お洋服も欠かせなくなりました。

お昼間はヒーターの前のもこもこフリースの上に寝ています。
 
そんなちびさんたち、そうは言っても風の子さんたちですから
毎日、お庭遊びかお散歩は欠かせないのですが、
それでも自由に動ける範囲が少ないと走り足りないので
時々じいちゃんに車でお散歩に連れて行ってもらいます。
良く連れて行ってもらうのは指宿の手前、喜入石油基地の横にある運動公園。
海に隣接する広~~~~い芝生のグランドです。


ね?広いでしょ?
ちびさんたちはここがお気に入り。
ここをノーリードでガンガン走りまくります。
なんせ走っても走っても道路に飛び出す心配がありません。
しかも田舎なんで平日はほとんど人いないしね(笑)

 
《公園は芝生で海と松林に囲まれています》

家族みんなで来るときは、家族もここで座り込んで和みます。
そういうところがやっぱり田舎は善いです。
自然を楽しめる環境があるというのはありがたいですね。
長い間、東京に、しかも街中に暮らしていたので余計です。


さて先日は実家のシェアメイトでもある
親友カンナ嬢21歳のお誕生日でした~(^◇^)
ささやかな宴席を設けました。


《お食事を写メるカンナ嬢》

カンナちゃんはお肉とイタリアンが大好きなので、
とろとろチーズをたっぷりかけたミートスパゲティと
我が家の定番、沖縄ソーセージのハムステーキと
サラダとスープを作って家族でお祝いしました。


甥っ子ちびくんはなんとハート形のケースに入ったピアスをぷれじぇんと!
いやいや11歳にして女性のハート鷲摑みでございました。
つか、カンナ嬢はちびくん初のアクセサリーを捧げた女性になったようでございます(笑)
ささやかなお祝いでしたが、和やかな時間になりました。


実はクリスマス・イブは相方さんのお誕生日です。



命日の11月19日から、このお誕生日までの時期は
私にとって心から平和を祈る時期でもあり、
そして気持ちが深く沈みこむ時期でもあります。

そんな中でカンナちゃんのお誕生日があったり
家族が近くに居て、何かと周りに動きがあることは
その間は一人の思いの中に居られなくなるので
それはそれでありがたいことです。
それでも想いは決して無くならないので、人の心の痛みと言うのは
本当に根が深くなるものなんだなと実感しています。

10年前、以前のパートナーを亡くした時、親しい先輩が
「死によってできた傷は無くならない。だけど瘡蓋にはなるよ」
と、言ってくれましたが、ほんと傷は無くならないんだなぁって思いますね。
特にこの時期になると思いだすことばかりになり…。
まあ、そんなこんなのこの時期です。

喪があけたこともあってか、この頃は周りの方が
未来に向かう様な言葉をかけてくださることが多くなりました。
明るい未来を生きるのが死んだ人の為よ、みたいな言葉が多いです。
それはそれで、とてもありがたく受け止めています。

中には新たな人とのご縁を願ってくださる方も居たりしますが、
何だかそういうのを聞くと、私はとても落ち込んでしまいます。
もちろん、その方のお気持ちは嬉しいのですけどね。

いや~、さすがに10年の内に2度も真実に愛する人との永久の別れを経験すると…。
だって「永遠の命」のある人や「死なない人」はいないですからねぇ(^_^;)
もう、こういう別れは体験したくないなぁ~と思っています。

なので縁を終えられて離婚をされる方のバイタリティにはついていけないです(・。・;
先日もそういう方から「今度こそ素敵な人を探します!」宣言が来ましたが
一向にその前向きな姿勢についていけませんでした。

同じ終わりでも、愛が終わって別れがきて終わるのと、
愛の中にあって、予期せずお別れがきて終わるのでは
こんなにも気持ちが違うもんなんだなぁと思いましたね。
私はまだ当分、動けそうにありません。

ただ、ありがたいことにうちの末っ子ピピちゃんは
相方さんとお誕生日が同じ日なのです。
おかげでこれからも相方さんのお誕生日を一緒に祝う事が出来ます。
家族にとって特別なものであった日を続けて祝えることは
本当に嬉しく、ありがたいことだなと思っています。
来週はまたささやかながら、お誕生日をお祝いしたいと思います。

喪があけて、いろんなオメデトウも言えるし、
今年はお年賀状もかけるようになりましたが
相方さんとのお別れや、今年の震災をはじめ、
多くの方の未だ癒えない悲しみなどを考えるに、
クリスマス祝いや年賀状書きなど、一向にそんな気持ちにはならずにいます。

ただ今年ほど平和を祈りたいと願う年はない気がします。
今年は年賀状ではなく、クリスマスから新年に向けて
世界の、親しい人の平和を祈るお手紙を書きながら、
出来る限り心静かな冬を過ごしたいと思っています。

金柑蜜煮

2011-12-09 | KOFUKU日記
 
《コタツ犬のまろたんとピーちゃん》

今朝の薩摩はこの冬一番の冷え込みです。
夜半から風がすごくて冷えも深くなってきました。
今朝はさすがのやんちゃっこチビたちもコタツで丸くなっています。

こちらの冬の食べ物と言えばこれ。

金柑です。
南の国では柑橘類が豊富にとれます。
こちらで有名なのは世界一小さくて甘い「桜島小みかん」
あとはボンタンとかデコポンとかいろいろですね。
あとちょっと古い家の庭には必ず金柑とビワがあります。

お正月、昔の鹿児島のおせちには必ず金柑の蜜煮(甘煮)が入っていました。
おなかが痛かったり、風邪をひいたり、葉の痛いとき、
金柑のシロップをお湯で割って飲みました。
金柑の蜜煮はこの国ではなくてはならない冬の風物詩です。

今日は寒いので、金柑を煮ながら過ごそうと思います。
まずはヘタ取りをして切り込みを入れて下ゆでをすると致しましょう(^^)

このちびぽっちを取るとえぐみが減りますのよ。
金柑に傷をつけないように包丁でなく竹串などで丁寧にとるといいです。
それから縦に数か所切り込みを入れます。
これで下ゆで準備完了です。



それにしても金柑、善い色だなぁ
暖かくなりますなぁ


《10:6追記》

下ゆで完了!
お台所が金柑のいい匂いでいっぱいです。
ああ、こういうのがしあわせなんだわねぇ。
これから少しさまして中の種を一つずつ取りだします。
このひと手間がおいしいを産むのであります。
そだ!今夜は鶏ごぼうご飯を炊こうっと!

《11:22追記》

ただ今種取を終わって水でさらし中。
その間、風が弱まったのでちび達はお庭探索。

 

風でお隣の銀杏の大木の落ち葉がいっぱい落ちています。
庭の落ち葉、これもまた風情があるなぁ。
私は昔の花壇っぽいきれいな植え込みも好きですが
断然、作りこみのない自然な感じが好きだなぁ。