一昨年のちょうどいまごろ 相方さんを向こうに見送りました
そして3.11
多くの人がこの世から旅立たれました
それから2012年を迎え、年の瀬
多くの著名な、本当に才能豊かな方が次々と天に召されてゆきます
命を継いだ人間が 命をもらい 生かされている人間が
こんなことを言ってはいけないのだと思います
それでもやはり 何故、才能豊かでこの世の役に立つ彼らじゃなく
こんな私なんかが生き残ってしまったのか?
と自分を見つめてしまう時があるのです
かれらがいま 天の国で生きているとわかっていても
そう想うわたしがいるのです
死は人にとって当たり前にあるもので そして当たり前でない
長らく共にした この世での別れは やはり苦しく さみしく つらい
目の前にあるものが消えてしまう
触れられていたものがなくなってしまう
それは本当にさみしいものです
死による喪失感は永遠に取り戻せない壮絶な孤独だから
数日前 本当に近い未来に
最愛の母との永遠の別れが来ることを告げられました
母に奇跡が起きない限り、その日は必ず来るそうです
明日かあさってか一ヶ月後か
わたしは今
連絡が来るであろう電話を前に
ただひたすら母を繰り返し思い感じています
別れを告げられた日
一人で出歩けない私は
もう目を開けた母には会えないかもしれないと思い
生んでくれてありがとう
あなたの子供で幸せです
と伝えてきました
もう何も喋れず いつもなら目線の合わない母が
わたしをじーっと見てくれました
嬉しかったです
また波が来ます
多分 また波にもまれてしまうので
ガツンガツンとあちこちにぶつかって
傷だらけのぼろぼろになり
底に沈んでしまうでしょう
それでも いかねば
いきていかねば
愛されたのだから
愛したのだから
最後まで愛を持っていかねば
波の底で
私を巻き込んで荒らした水が
私という医師の角を丸く磨きあげる日まで
浜に打ち上げてくれるその日まで
水の底から彼らのいる天を見上げる
ただ見上げ続ける
生と死を探求し続けたエリザベス・キューブラー・ロス博士が
こんな言葉を残しています。
『人は自分がしたいと思うことしかしない。それを知ることが重要だ。
たとえ貧しくても、飢えていても、粗末な家に住んでいても、十全に生きることはできる。
地球に生まれてきた者の使命さえはたしていれば、
この世で最後の日にも、自己の人生を祝福することができる。
いちばんむずかしいのは無条件の愛を身につけることだ。
死は怖くない。
死は人生でもっともすばらしい経験にもなりうる。
そうなるかどうかは、その人がどう生きたかにかかっている。
死はこの形態のいのちからの、痛みも悩みもない別の存在形態への移行にすぎない。
愛があれば、どんなことにも耐えられる。
どうかもっと多くの人に、もっと多くの愛をあたえようと心がけてほしい。
それがわたしの願いだ。
永遠に生きるのは愛だけなのだから。』
エリザベス・キューブラー・ロス
もしかしたら 近いうち とつぜん 何の連絡も取れないまま
しばらくみんなの前から消えるかもしれないとおもい
今日の日記をのこしました
そして3.11
多くの人がこの世から旅立たれました
それから2012年を迎え、年の瀬
多くの著名な、本当に才能豊かな方が次々と天に召されてゆきます
命を継いだ人間が 命をもらい 生かされている人間が
こんなことを言ってはいけないのだと思います
それでもやはり 何故、才能豊かでこの世の役に立つ彼らじゃなく
こんな私なんかが生き残ってしまったのか?
と自分を見つめてしまう時があるのです
かれらがいま 天の国で生きているとわかっていても
そう想うわたしがいるのです
死は人にとって当たり前にあるもので そして当たり前でない
長らく共にした この世での別れは やはり苦しく さみしく つらい
目の前にあるものが消えてしまう
触れられていたものがなくなってしまう
それは本当にさみしいものです
死による喪失感は永遠に取り戻せない壮絶な孤独だから
数日前 本当に近い未来に
最愛の母との永遠の別れが来ることを告げられました
母に奇跡が起きない限り、その日は必ず来るそうです
明日かあさってか一ヶ月後か
わたしは今
連絡が来るであろう電話を前に
ただひたすら母を繰り返し思い感じています
別れを告げられた日
一人で出歩けない私は
もう目を開けた母には会えないかもしれないと思い
生んでくれてありがとう
あなたの子供で幸せです
と伝えてきました
もう何も喋れず いつもなら目線の合わない母が
わたしをじーっと見てくれました
嬉しかったです
また波が来ます
多分 また波にもまれてしまうので
ガツンガツンとあちこちにぶつかって
傷だらけのぼろぼろになり
底に沈んでしまうでしょう
それでも いかねば
いきていかねば
愛されたのだから
愛したのだから
最後まで愛を持っていかねば
波の底で
私を巻き込んで荒らした水が
私という医師の角を丸く磨きあげる日まで
浜に打ち上げてくれるその日まで
水の底から彼らのいる天を見上げる
ただ見上げ続ける
生と死を探求し続けたエリザベス・キューブラー・ロス博士が
こんな言葉を残しています。
『人は自分がしたいと思うことしかしない。それを知ることが重要だ。
たとえ貧しくても、飢えていても、粗末な家に住んでいても、十全に生きることはできる。
地球に生まれてきた者の使命さえはたしていれば、
この世で最後の日にも、自己の人生を祝福することができる。
いちばんむずかしいのは無条件の愛を身につけることだ。
死は怖くない。
死は人生でもっともすばらしい経験にもなりうる。
そうなるかどうかは、その人がどう生きたかにかかっている。
死はこの形態のいのちからの、痛みも悩みもない別の存在形態への移行にすぎない。
愛があれば、どんなことにも耐えられる。
どうかもっと多くの人に、もっと多くの愛をあたえようと心がけてほしい。
それがわたしの願いだ。
永遠に生きるのは愛だけなのだから。』
エリザベス・キューブラー・ロス
もしかしたら 近いうち とつぜん 何の連絡も取れないまま
しばらくみんなの前から消えるかもしれないとおもい
今日の日記をのこしました