2020-02-28~03-01
今年初めて神さんとの旅、ラジオの人生相談なんかを聞くと夫婦関係は色々あるようで『そんなんで何年も何十年も一つ屋根の下で暮らせるな』とおもうものがよくある。うちはけしてそんな関係ではないと私は思っているが、今年に入ってチョット良くないムードが続いていた(原因は何かもう覚えていない)ので、旅行へ行こうかなどとは言い出せない状況だった。
元々の原因が何であったかも忘れ状況が変わって来たので、神さんを誘って旅へ出た。スタッドレス・タイヤを履いたものの暖冬で降雪が非常に少ない今シーズン、雪道を求めて長野北部の湯田中温泉へと向かった。(実は万座温泉も候補だったが道路状況はスタッドレスではだめでチェーンも必要というので断念)
湯田中温泉に到着、旅館の窓からは北信五岳が見える、この写真五岳全ては映っていないしそれ以外の山も映っているが、斑尾山、妙高山、黒姫山、飯縄山、戸隠山を望む眺めの良い部屋だった。
湯田中温泉のすぐ隣に渋温泉がある、武田信玄の隠し湯としても知られる歴史ある古い温泉。ぶらりと30分程散策してみた。大正、昭和を思わせる風情の旅館もあるがイメージとしては密集、古びた、斜陽。
翌朝は天気がよく志賀高原へ登った。日陰はアイスバーン一旦停まると発進はするするとタイヤは空回りする、何十年ぶりの経験なので緊張した。
国道292号 草津方面へは抜けられない。
みっちりと予定を組んだ旅ではないので雪化粧の信州の山なみを眺めつつナビに逆らいながら県道などを進む。
スタッドレスタイヤを頼りに信濃町から雪道を戸隠神社。
昼ご飯は戸隠神社(中社)前の うずら家 。前回来たときは長蛇の列で諦めましたが今回は待つことなく入れました。まだ雪が残る季節柄かそれとも新型コロナウイルスのせいか。どちらでもよいうずら家さんで蕎麦を食べられるのだから。蕎麦の実を石臼で挽いているではありませんか、やっていいと言うので遠慮なく石臼体験をさせて頂きました。回すだけだから簡単、粉はどんどん出て来るではないか素人でも・・・ と思いきや手打ちそば用は素人にはやらせられないそうだ、これは蕎麦掻用なので挽き方で味や風味の変化は大丈夫なんだそうだ。
白馬村です冬の白馬は初めて。
雪をまとった冬の白馬は見る者を圧倒するそんな感じです。私はスキーはやらないが雪質が良いらしい、スーパーに立ち寄ったが買い物客は外人ばかり、町を歩く人も多い白馬の質の良いゆきを求めてやってくる。
仁科神明宮 大町は来ている否何度も通過しているが国宝に指定された神社があるとは知りませんでした。パワーポイントとしても知られているそうだ。
これが国宝の社。
翌日は諏訪大社を参拝、知らなかったが諏訪大社はいくつもある。この日参拝したところは諏訪大社上社前宮と諏訪大社上社本宮の2ヶ所。
尖石(とがりいし)縄文考古学館 国宝の土偶や土器がたくさん展示されている。八ヶ岳山麓は5,000年前に縄文文化が繁栄していたという、まだ文字の無い時代なので土偶や土器から当時の生活や文化など知る事が出来る。
八ヶ岳農業実践大学校 直売所
八ヶ岳の全てのピークがここから見える。
直売所では、学生たちが育てた「長野県環境にやさしい農産物認証」のとれたて高原野菜や色鮮やかな花々、牧草をふんだんに食べた牛から搾ったミルクで丁寧に仕上げた乳製品や肉加工品、放し飼いの鶏が生んだ有精卵、さらに地元の特産品などを販売しています。
道の駅こぶちざわで昼食の後帰路につく
中央道、圏央道はまったく渋滞無し、東名は横浜IC手前で事故渋滞あったが今回のクルマ旅は、道路はすいてるし観光スポットも人少なめ、クルマを停める場所に困る事も無し。
新型コロナウイルス感染の兆候はまったくない。こんな時期に不謹慎と思われるかもしれないが感染防止対策は充分している、マスクは勿論のこと、消毒液(次亜塩素酸)スプレー、アルコール消毒手拭きの持参、乗車時手の消毒、ハンドルやシフトノブなど運転席まわりの消毒、ホテルではドア取っ手など手で触る部分やトイレの消毒。
今年はついにスタッドレスの出番がありませんでした。
(履いてないと会社の入場禁止になるので履いてましたが)
渋温泉の旅館は金具屋さんですかね。
一度は泊まりたい旅館です。
私はそれ程温泉に興味がある訳ではないので渋温泉の
良さは分りませんでした。