ロングツーリング後のカーボン除去効果を確認した。
前回ブログではBefer状態を確認したが今回はAfter。
エンジン清浄剤と高速ロングツーリングによるカーボン除去効果は・・・
【エンジン清浄剤】
ワコーズ Fuel 1------------1本
BMW 燃焼室クレンザー ------1本
【走行距離】
高速道路 ≒1,000km
一般道路 ≒ 200km
この確認作業、結構重労働で手間が掛かるので・・・・・ でも見てみたい。
今回は内視鏡で燃焼室内ものぞいてみた。・・・・・ さてその結果は
右側の排気ポート(上下) 左側の排気ポート(上下)
排気ポートの状態を見る限りはほとんど変わりがない。左下のボートは
Beferではカーボンに湿り気がある感じに見えたがそれがなくなったかな。
弁棒に付着した堆積物の状態はBeferと同じで効果は出ていないが、弁の
裏側(燃焼室の反対側)は、堆積物が除去されているのがわかる。
写真は撮ってみたが、まるで心霊写真のよう。
(プラグの電極部分)
燃焼室の中は内視鏡で確認できたが、カメラの取付けが出来る仕様ではなく
残念ながら上手く撮れなかった。このエンジンは2Sparkなので下側のプラグ
を外し内視鏡を入れ、はっきり見えたのは取付けたままのもう一本のプラグの
電極部と弁体の表面。
で状況はというと、交換して2000km走行したプラグには、堆積物がうっすら
ではあるがはっきり見える。弁体表面は厚く堆積物が付着したままだが、大き
目のカサブタが剥がれかけた状態が見える。
結果は
エンジン清浄剤の効果は思った程顕著ではなかった。
排気ポートの堆積物に対しては殆ど効果が出ていない。
燃焼室は効果が出始めているので清浄剤の添加を続けよう。
エンジンの種類、水冷空冷、走行条件、清浄剤添加濃度これらの違い
によっても結果は大きく変る可能性がある。それにしてもこのエンジン
カーボン堆積が多いなあ。オイルの減りが早いエンジンだから仕方が
ないか。