2015-07-24
台風11号襲来の後関東では梅雨明して一気に気温が上がりましたね。そんな中ウイークデーツーリングを楽しんできました。
横浜から東名高速→圏央道→中央道と乗り継いで須玉ICから141号佐久甲州街道で清里→南牧村→小海町→佐久から254号富岡街道→荒船風穴→道の駅甘楽→高山社跡→関越道花園IC→圏央道→茅ヶ崎→横浜
141号を佐久から右折、254号富岡街道へ入る20分くらい走りひとつ目のトンネル手前を右斜め前方の枝道に入る。えっこんな道、間違えたかなと思わせる程の林道。くねくね道を進むと鹿が路上でこちらを見ているではありませんか減速して10メートルくらいまで近づくと雑木林に飛び込んで行った。路肩の草刈作業で路面には無数の小石や小枝が散乱、下りのコーナーではちょっと神経を使いました。最初の目的地『荒船風穴』到着9:30
ボランティア?の説明を聞きながら風穴を見学。この穴から冷気が漂ってくるのですがこれが凄く冷たい、不思議な自然現象です。蚕の卵の孵化は環境温度により制御できる事が分かっていて、この自然の冷気を利用してそれを行っていたのです。日本全国の養蚕業者から送られてきた卵を保管し要望に従って送り返していたとの事。米作では二期作と言うのがあるが、蚕の二期作三期作が可能となったわけで、これによって繭の生産効率を飛躍的に高めることが出来た。『荒船風穴』は『蚕の卵の冷蔵保管施設』として日本の絹産業を支えた場所だったのです。
この自然現象のメカニズムですが、地形と地質(地下を形成する状態)によるもので、山頂から続く谷間に岩石が隙間のある状態で堆積している。山頂から流れ込んだ空気が、冬の間に冷やされた岩石の隙間を伝って流れ下ってくる。それにしてもすごいものですね真夏でも3℃台です。
荒船風穴を下って再び254号富岡街道で『道の駅甘楽(かんら)』へ。12時前に到着、ここで昼ご飯を食べたかったのでちょうど良かった。昨年水沢うどんツーの折り立ち寄った道の駅で食べ物がとても美味しかったので今回是非寄った見たかったのだ。
ヒレカツ弁当648円なり、やっぱり美味しかった。新玉ねぎ、カボチャ、大豆をお土産に買って次の目的地へ出発。
ここは『高山社跡』、養蚕技術の研究と技術指導者の育成などが行われ日本の養蚕業発展に大きく貢献した場所。、『荒船風穴』、『高山社跡』も富岡製糸場と共に『絹産業遺産群』して世界遺産に登録されたもの。
天気は良かったが暑かった!! 関越道から圏央道へ入ると濡れている路面が断続的に表れる、夕立の様な雨が降った直後と言った感じで涼しかった。この日東京など関東各地でゲリラ豪雨があったようだが雨に降られることなく17:00無事帰還。
走行距離 500km
所要時間 11時間30分