2011年7月のブログ記事一覧-コーちゃんのブログ

讃岐うどん

2011年07月22日 | 通勤電車の車窓から

うどんを茹でる釜から立ち上る湯気を換気扇が店の外へ押し出している。その湯気は容赦なく歩道を足ばやに歩く勤め人の群れに向かって吐き出される。この湯気の匂いけして食欲をそそられるものではない。私もその勤め人の一人なのだが昨日この店のうどんを食べる事になった。味覚と食感はけして鈍い方ではないが、あれこれと評価するほど整理されたデータは脳裏に詰まっていない。さて、食後の感想だがシコシコーツルツルの食感が讃岐うどんのはずなのに、噛みごたえは関東のうどんとあまり変わらない。茹で時間が長過ぎたのだろう。長過ぎた理由はこちらにあったかもしれない。トッピングの注文を決めるまでの時間が長過ぎたのだ、そう言えば店のネエチャン、はよせんかいこのオッサンって顔してたな。

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修学旅行列車

2011年07月16日 | 通勤電車の車窓から

小学生が修学旅行から帰ってきました。何処まで行ったのでしょうか。因みに私の場合は日光でした（４０年以上昔の事）。それにしてもまだあるんですね修学旅行列車。しかも通勤電車以外走っているのを見たことがないローカルな南武線です。

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縁側カフェ

2011年07月10日 | バイク＆ツーリング

ＫＭさんと久々にツーリングを楽しみました。もう２ヵ月近くも前の話しで
恐縮ですが、ふれあいをテーマにしたツーリングを楽しみました。とても
良い処でしたので紹介しておきましょう。

ＫＭさんとは東名足柄ＳＡで９：００の待ち合わせです。
雲一つない青空に富士山が・・・・・　　いい天気だ

東名高速をゆっくり走って富士川ＳＡで休憩、というより時間調整をして
静岡ＩＣで下車。着いた所はとろろ汁の『丁子屋』今年２回目。１０：３０
に到着、開店の１１時まで、ＫＭさんと四方山話やら観光客の老夫婦の
写真を撮ってあげたりで、のんびりと時間が過ぎて行きます。丸子宿の
名物「とろろ汁」を腹に詰め込んだ後は、店内のミニ博物館をぐるりと拝見。

藁科街道、大井川鉄道終点の千頭駅へ向う街道ですが途中から県道６０号
「南アルプス公園線」に入ります。道路は正に林道、舗装路ではありますが
道幅が狭いところが多く、前日の強風で路面には小枝が散乱コンディション
はよくありませんでしたが、そんな林道走行を楽しみながら「天空の里」大間
に到着。

ここ大間は急斜面にお茶畑が広がる集落。静岡市内ではあるが過疎化と
高齢化が進む所謂限界集落と言われる地区。毎月第1・3日曜日に１０軒
程の農家が縁側を開放して、縁側カフェと言うのをやっています。訪ねて
来た人々にお茶と自家製の漬物や季節のものを出してくれます。お金は
お支払いしますが３００円です。

オートバイを止めて、かなり急な坂を歩き始めると「縁側カフェ」の幟が見え
ます。この先何軒かの農家も営業中とは思いましたが、一番近いこのお宅
で休憩させて頂く事にしました。砂（いさご）さんというお家です。

人の交流を増やし集落の活性化を計ろうと言うとで、静岡大学のある教授
の提案で始まったものだそうです。この教授も大間に住んでいるそうです。

先客のライダー３人が座っていた縁側。昨日は井川ダム近くのキャンプ場
で宿泊したとのこと。聞けば、この辺りはよく走り回っているようで道は詳し
そう、腕にも自信がありそうな若者３人でした。このアングルでは見えません
が、縁側に立つと下界が一望できる。何しろ標高１０００ｍ近い『天空の里』
ですから。

お茶は勿論ですが、お新香と柏餅を出して頂きました。この柏餅はお手製で
当然中身のあんこもです。わずかに甘さを感じる程度、この位の甘さで充分
です。ライダー３人が横浜に向って帰えった後は、ここのご主人砂さんと大間
の暮らしなどについてしばし歓談。

日本中どこの里山でも野生動物による被害が深刻化しているが、大間でも同
様で猿や鹿が毎晩現れるそうだ。ある朝庭先に出ると大きな鹿の角が落ちて
いたそうで、それを見せてくれた。鹿のお返しか？　
雑木林を伐採して杉や檜を植林したことが大きな原因の一つだと言う。生態系
の多様性を崩す事は生態系に負の連鎖もたらす事になる。
人間社会でも同様だ。過疎と高齢化で多様性を失った里山に一人でも多くの人
に来たもらえれば経済効果もあるだろうが、大きいのはここで暮らす人々の精
神面への影響だろう。月２回の『縁側カフェ』の営むことで前向きな考えになる、
訪問者との交流が張りのある日常へと変化をもたらす。
『天空の里』大間の農家の縁側で癒しの時間を過ごさせて頂いたが、大間の人々
にとっても癒しのひと時なのです。