2011年のブログです
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田中千穂子さんの『プレイセラピーへの手引き-関係の綾をどう読みとるか』(2011・日本評論社)を読みました。
田中さんは、遊戯療法学会で2回ほどお話をお聞きしたことがあるのですが、いつもとてもわかりやすく、しかも子どもさんとお母さんの両方に優しい目配りをされていて、素敵だなと感心させられるお話でした。
今回の本は、プレイセラピーをできるだけ言語化したということで、本当に判りやすい記載で、すごいなと思いました。
じーじも少しでも同じような営みをしたいなといつも考えていますが、まだまだ修行不足だなということを改めて反省させられました。 (2011.5 記)
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2023年12月の追記です
読み返してみると、この時、すでに遊戯療法学会で、田中さんのお話を2回お聴きしていたのですね。
じーじ、えらい!えらい!です。
家庭裁判所で、別れた親子の面会交流の試行をするようになって、子どものこころを理解するためには、遊戯療法の勉強をしなければまずいのではないか、と思うようになったのですが、正解でした。
それまでの、精神分析や心理療法、家族療法などの知識に加えて、遊戯療法の知識はすごく参考になりました。
遊戯療法学会で、田中さんや山中康裕さんのお話を生で聴けたことは、じーじの宝物になっています。
さらに勉強を続けていこうと思います。 (2023.12 記)
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ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介
経歴 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ
1977年、ある四流私立大学文学部社会学科を卒業、浦和、新潟家庭裁判所などで家庭裁判所調査官として司法臨床に従事する
2014年、定年退職間際に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士)を修了
2017年、臨床心理士になる
仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています
学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員
論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか
住所 新潟市西区
mail yuwa0421family@gmail.com