ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングやメールカウンセリングなどをやっています

エゾシカさんを眺めながらの里山カウンセリングは、こころもぴょんぴょんしなやかになります

2024年08月24日 | カウンセリングをする

 こころの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)でたまにやっています。

 また,メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も時々やっています。

 公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,2週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時に行なっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 1954年、北海道生まれ  

 1977年、家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

 2014年、放送大学大学院(臨床心理学プログラム)修了  

 2017年、臨床心理士

 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の相談・援助などを研究

 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006、『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011、『遊戯療法学研究』)ほか 

 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

 連絡先 メール  yuwa0421family@gmail.com    

 

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朝の散歩で東川町の歴史を知る-じーじの2019北海道の旅

2024年08月23日 | ひとり旅で考える

 2019年のブログです

     *

 東川町にいます。

 毎朝、散歩をしていると、古い倉庫がたくさんあることに気づきます。

 レンガの壁には東川町農協とか東川村農協などと書かれていて、なかなか風情があります。

 小樽のようにうまく活用されたらいいのにな、と思っていたら、先日の写真フェスティバルの会場になったりして、素敵でした。

 今の中心街より少し外れたところに倉庫がいっぱいあって、なんとなく不思議に感じていたのですが、今朝の散歩の途中でひとつの石碑を見つけて、理由が判明しました。

 石碑を読むと、そこは旧旭川電気軌道という鉄道の東川駅の跡。

 そういえば、じーじが子どもの頃、旭川四条駅から東川まで電車が走っていたことを思い出しました。

 残念ながら50年くらい前に廃止になってしまったのですが、その東川駅の近くに倉庫があったようです。

 鉄道でお米なども運んだのでしょうか、

 電気鉄道というと、なんとなく客車のイメージしかなかったので、もし貨車があったとすれば、歴史好きのじーじとすると勉強不足です。反省、反省。

 あとで旭川や東川町の歴史の本で調べてみましょう。

 朝の散歩で、東川町の歴史にふれて、ちょっとインテリになった気分のじーじです。    (2019.8 記)

     *

 2022年夏の追記です

 その後、調べてみると、確かに、客車の後ろに貨車をつなげた写真を見つけました。

 人と一緒にお米なども運んだようです。

 この年になっても知らないことがいっぱいあって、もっともっと謙虚に勉強をしなければなりません。     (2022.7 記)

     *

 2022年夏のさらに追記です

 先日から東川の図書館で、なんと、東川の電車、という企画展が始まりました。

 その中に、貨車をつなげて走っている電車の動画があって、びっくり。動画は初めて見ました。

 貨車には、肥料や石炭を積んでいた、というナレーションがあって、勉強になります。

 すごい町ですね、東川は!     (2022.8 記)

     

 

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ビオン(松木邦裕ほか訳)『ビオンの臨床セミナー』2000・金剛出版

2024年08月23日 | 精神分析に学ぶ

 2018年のブログです

     *   

 ビオンさん(というのもなんか変なのですが、ビオンと呼び捨てにするのも失礼なので、ビオンさんと呼びます)の『ビオンの臨床セミナー』(松木邦裕・祖父江典人訳、2000・金剛出版)を再読しました。

 ビオンさんのご紹介も初めてでしょうか。

 なかなか難しい本で、うまくお伝えできるか、やや心配です。

 もっとも、じーじの尊敬する藤山直樹さんでも、ビオンさんは7割くらいしか理解できていない気がする、と、ある本でおっしゃっていますので、じーじなどは1~2割がいいところかもしれません。

 本書は、ビオンさんのケース・スーパーヴィジョンを紹介している本で、なかみはなかなか深いです。

 おそらく、経験のある人ほど、学べることは多いと思いますが、じーじのような初学者にはうわべを理解するだけで精一杯、しかし、それでもそれなりに勉強になると思います。

 今回、印象に残ったことをひとつ、ふたつ。

 一つめは、ビオンさんがよくおっしゃいますが、セッションはすべて初回セッションである、ということ。

 このことは本書でも、何度も何度も繰り返し強調されています。

 同じ内容を、今日は昨日ではない、とも表現されています。

 二つめは、これも有名な言葉ですが、記憶なく、欲望なく、理解なく、という精神分析についての言葉。

 一つめとも関連しますが、今、ここで、に集中することの大切さを強調されています。

 ビオンさんは、大切なのは今、起きていること、私たちが何かできるのは現在だけ、とも述べておられます。

 三つめは、キーツさんの言葉を引かれていますが、シェイクスピアさんは確かさに性急に到達しようとせず、あいまいさに耐えられた、と述べている点。

 ここでもキーツさんが出てきて驚いたのですが、それがさらに、あのシェイクスピアさんが原典らしく、びっくりです。

 じーじは今、ようやく古本屋さんで購入したキーツさんの書簡集を読んでいる最中なのですが、さらに遅まきながらシェイクスピアさんも読まなければならないのかもしれません。

 年を取ってもどんどん忙しくなりそうで、今でもくたびれきっているじーじにはうれしい悲鳴の今日この頃です。    (2018. 11 記)

     *

 2021年夏の追記です

 じーじはこの時、初めてビオンさんーキーツさん-シェイクスピアさんのつながりを知ったようです。    (2021.8 記)

 

 

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北海道東川町に新しくできた図書館がすてきです!-じーじの2018北海道の旅

2024年08月22日 | ひとり旅で考える

 2018年のブログです

     *

 ご紹介がおくれましたが、今年の夏、北海道東川町に新しくオープンした図書館がとてもすてきです。

 町の中心部、旧東川小学校跡地の町立日本語学校の隣りに、木の香りが気持ちよい、すてきな図書館ができあがりました。

 さすがは木工、工芸の町東川です。

 まず、すごいのが、大雪山のふもとの町ということで、大雪山関連の書籍の充実ぶり。

 いったん読みだすとなかなかやめられません。

 北海道や東川町の歴史書、アイヌ民族の歴史書も充実しています。

 それから、当然、写真の本。

 北海道を撮影した写真の本もかなりあって、わたしが古本屋さんでも買えずにいたすてきな写真集もようやく目にすることができました。

 また、子どもさんの本もいっぱいで、専用の小部屋が用意されており、いつも子どもや親ごさんでにぎわっていて、ほっとします。

 じーじも読みたいのですが、あやしいじーじになりそうなので、遠慮しています。

 子どもさんにやさしく本を読みきかせている美人のおかあさんがいっぱいです。

 特筆すべきは、一部のテーブルで飲食ができる点。 

 図書館らしくない、子どもと親ごさんにやさしい設計です。

 さらに、じーじにありがたいのが無料Wi-Fi。

 コンセントまで用意されています(町民でもないのに利用させていただいて、ごめんなさい。そのかわり、しっかり宣伝をします)。

 ひとり旅のブログもずいぶんここで書かせてもらいました。

 窓が大きく、視界が広い建物なので、周囲の木々をボーッと眺めていると、文章が自然に浮かんでくることが多いです。

 隣りの日本語学校の留学生さんが本を読んでいたり、外のテラスのテーブルでおしゃべりをしていたりする姿も見られて、ちょっとした大学のような雰囲気もあります。

 こういう雰囲気は、子どもさんにも、おとなにも、将来、貴重な経験になるのではないかな、と思えます。

 いい町だと思います、東川。    (2018.8 記)

     *

 2020年夏の追記です

 今年もお世話になっています。

 今年は前庭に子ども用の噴水ができて、子どもたちが毎日、水遊びを楽しんています。

 子どもたちの元気な歓声でじーじも元気になります。      (2020.8 記)

     *

 2020年秋の追記です

 今ごろ、思い出したのですが、今年から図書館にお掃除ロボットが2台いて、大活躍していました。

 時々、立ち往生しては、ぴーいーぴーいー、とないて、そのたびに美人の職員さんが、すみませーん、と来られて、動きやすい場所に移します。

 まるでお母さんと子どものようで、なんかおかしかったです。     (2020.9 記)

 

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土居健郎『新訂・方法としての面接-臨床家のために』1992・医学書院-基本書をていねいに熟読する

2024年08月22日 | 精神療法に学ぶ

 たぶん2017年のブログです

 この時に初めて詩人キーツさんの重要さに気づいたようです    (2019. 1 記)

        * 

 土居健郎さんの有名な『新訂・方法としての面接-臨床家のために』(1992・医学書院)を再読しました。

 もう何回目になるでしょうか。

 本は付箋とアンダーラインで大変な状態です。

 初版本はじーじが家庭裁判所に就職をした翌年の1978年に購入していますから、かれこれ40年近いおつきあいです(うちの奥さんより長いおつきあいです)。

 新訂本も25年のおつきあいで、じーじは両方の本に大変お世話になっています。

 今回は、付箋とアンダーラインの中でも、また何か新しい発見があるのではないかと思って読んだのですが、やはりありました。

 自慢には全くならないのですが、これまでノーチェックの箇所がやはりいくつかありました。

 ひとつは、有名な、わかるということは、わからないところがわかること、ということについて、詩人キーツさんの言葉である「早く事実や理由を掴もうとせず、そこに居続けられる能力」が大切、と述べているところ。

 キーツさんはいろいろな人が注目をしている詩人ですが、土居さんが引用していたのは今回初めて気がつきました。

 もうひとつは、転移についてフロイトさんが、反復強迫や想起、中間領域、遊び場、などを述べているところで、じーじはフロイトさんのこの部分を修士論文を書く時に下坂幸三さんが訳している文章を読んで感動したのですが、すでに土居さんがここで引用していることに今回まで全く気づきませんでした。

 40年前に気がついていたら、とも思いますが、やはり臨床の経験や勉強を積み重ねないと、凡人は読んでも素通りしてしまうのでしょうね。

 しかし、今になってでも、大切なことに気づけたことに感謝したいと思います。

 フロイトさんやキーツさん、まだまだ勉強していこうと思います。    (2017?記)

        *   

 2018年9月の追記です

 先日、届いた『遊戯療法学研究』の最新号を読んでいたら、山中康裕さんがキーツさんについて述べておられます。

 やはり重要な詩人のようです。

 さらに勉強が必要です。    (2018.9 記)

 

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おおゆきやま、ってどこだ?カーナビに出ないぞ!-じーじの2017北海道の旅

2024年08月21日 | ひとり旅で考える

 2017年のブログです

     *

 北海道東川町にいます。

 散歩をしています。

 今朝も大雪山旭岳と十勝岳がきれいに見えて、特に今日は、十勝岳の噴火口から噴煙がモクモクと昇っている様子がよく見えました。

 東川町からは十勝岳も近いのですね。

 さて、東川の道の駅で休憩をしていると、大学生風の男女15人くらいのグループがレンタカーに分乗してやってきました。

 大学生はまだ夏休み中なのですね。

 雰囲気からするとお勉強をする真面目なお仲間ではなく、お遊びの中心のサークル仲間らしい雰囲気がプンプンです。

 その時、ある若者が、「おおゆきやま、ってどこだ?カーナビに出ないぞ!」と叫んでいます。

 おおゆきやま?そんな山あったっけ?と考えていると、仲間が、「それは、たいせつざん、と読むんじゃないかな?」と教えています。

 なるほど、おおゆきやま、では、いかに優秀なカーナビでも出ないかもしれません。

 しかし、それにしても、中学校の社会科で、大雪山、って習わないのかな?

 とんでもない山奥に行ってしまって、ヒグマさんとかくれんぼをするはめにならなければいいのですが…。

 そういえば、東川町の小・中学校、高校では、先週の金曜日から2学期が始まりました。

 冬休みが長いので、その分、夏休みは少し短いのです(じーじが子どもの頃に住んでいた旭川もそうでした)。

 小学生のちびっこたちは元気いっぱいに通学をしています。

 おおゆきやま、と読んでしまう大学生も、早めに夏休みを終えて、勉強を再開したほうがいいのかもしれません。    (2017.8 記)

   

 

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メルツァー(新宮一成ほか訳)『夢生活-精神分析理論と技法の再検討』2004・金剛出版-夢の大切さを学ぶ

2024年08月21日 | 精神分析に学ぶ

 2012年のブログです

     *

 メルツァーさんの『夢生活-精神分析理論と技法の再検討』(新宮一成ほか訳・2004・金剛出版)を読みました。

 このところ、メルツァーさんの『精神分析過程』(2010・金剛出版)や『精神分析と美』(2010・みすず書房)を何回か読んでいて、今回ようやく『夢生活』も読めました。

 いずれもとても難しく、まだまだ何度か読み込まないと理解できないと思いますが、『夢生活』では以前読んだことのある哲学者のカッシーラさんが取り上げられていて、面白いところで繋がってきたなと思ったりしました。

 象徴と夢の関係とか、もっともっと勉強すべきことがらがあるようです。

 ちなみに、『夢生活』を読んで感じたのは、夢を生きることの大切さということです(間違っていないと思うのですが…)。

 このあたりからはユングさんとの関連性も出てきそうですが、今後の課題となりそうです。     (2012.2 記)

     *

 2024年1月の追記です

 久しぶりに本書も手に取ってみました。

 しかし、今でも難しい本であることにかわりなく、なかなか理解するのは大変です。

 それでも、やはり、哲学者のカッシーラさんやヴィトゲンシュタインさん、チョムスキーさんなど、じーじも難しいなりに読んでいる学者さんの名が出てきたりして、うれしくなります。

 また、本書でも、夢分析の実際の様子とその解説が詳しく述べられていて、初学者にはとても勉強になります。

 もっともっと、勉強をしていこうと思います。     (2024.1 記)

 

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北海道東川町の歩道には何本もの大木が昔のまま残されています-じーじの2017北海道の旅

2024年08月20日 | ひとり旅で考える

 2017年のブログです

     *

 北海道東川町にいます。

 朝夕、散歩をしています。

 散歩をしていて気がついたのですが、東川町の歩道には何本もの大木が昔の姿そのままに残されています。

 最初は歩くのに、なんだか邪魔だな、と思ったのですが、よく考えてみれば、昔からの大木が、歩道を作るときに、意図的に残されているわけで、これはすごいことだと思います。 

 これが、ほかの町や都会だったら、道路整備で歩道を作るときに、邪魔になる木は切ってしまうのではないでしょうか。

 それが、東川町では、歩道の景観や便利性より木のほうが優先しています。

 人にだけでなく、木にも優しい町なのですね。

 木に優しいということは、逆に、人にも優しいということでしょう。

 また、歩道だけではなく、公園はもとより、学校や病院、役所などをはじめとする公共の施設でも、その周囲や駐車場には必ず大木が並んでいます。

 おかげで、散歩の途中でも木陰が多く、涼しく散歩ができます。

 人だけでなく、エゾリスさんやキタキツネさん、ヒグマさん(?)にも優しそうです。

 いい町です、東川。     (2017.8 記)

 

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木部則雄『こどもの精神分析Ⅱ-クライン派による現代のこどもへのアプローチ』2012・岩崎学術出版社

2024年08月20日 | 子どもの臨床に学ぶ

 2012年のブログです

     *

 木部則雄さんの『こどもの精神分析Ⅱ-クライン派による現代のこどもへのアプローチ』(2012・岩崎学術出版社)を読みました。

 とてもいい本です。

 特に、子どもの精神分析アセスメントが良かったです。

 丁寧に、判りやすく、アセスメントと治療との関係などが詳しく述べられています。

 とても勉強になりました。

 感動をしたついでに『こどもの精神分析Ⅰ』も読み直してみましたが、前回より少しは理解できたかなと思いました。

 この間、クライン派ではメルツアーさんの本を何冊か読みましたが、少しずつでも理解が深まっているように思えます。

 しかしながら、まだまだ難しいのも事実で、さらに勉強をしようと思います。      (2012.9 記)

     *

 2024年1月の追記です

 かなり久しぶりに本書を読んでみました。

 子どもの精神分析アセスメントの様子が詳しく書かれていて、当時、じーじの家庭裁判所での調査の仕事の参考になったことを思い出します。

 本書では、子どものアセスメントの実際の様子の記載の横に、その解説が書かれており、初学者にもとてもわかりやすいです。

 アセスメントの様子をのちに自らスーパーヴィジョンしている箇所もあり、改めて勉強になりました。

 さらに、学びを深めていこうと思います。      (2024.1 記)

 

 

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全国中学校体育大会をテレビで見て、じーじ怒る!-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年08月19日 | じいじ日記を書く

 2022年8月の日記です

     *

 ビールを呑みながらテレビを見ていたら、じーじの好きな陸上競技をやっていた。

 全国中学校体育大会。

 じーじは子どもの頃、足は遅くて、陸上は苦手だったが、それでも、おとなになって、陸上競技を見るのは、なんとなくそのストイックなところに惹かれて好きだった。

 ところが、今は、選手紹介がまず、華々しく(たかが中学生ですよ!)、いろんなポーズをやっている。

 これは陸上に限らず、水泳やその他のスポーツでもすごく派手になっていて、じーじはこれが大嫌いでチャンネルを変えてしまうが、今では中学生の大会でも同じようで、じーじはここまでとは知らなかった。

 しかも、勝利者インタヴューもある。

 繰り返すが、たかが中学生ですよ(失礼かもしれないけれど…)。

 中学校のチャンピオンでも、高校に進めば、ただの普通の選手になる可能性もあるだろうし、今からそんなに大騒ぎをする必要はまったくないと思う。

 若い芽を伸ばしたいなら、できるだけ静かに見守ったほうがいいのではないか?

 頑張っている中学生たちを見ながら、テレビやマスコミ、その他の関係団体の大人たちに踊らされているような彼らを見るのは辛かった。

 責任のあるおとながきちんと子どもたちの将来を見据えて、子どもたちのちからをうまく伸ばしてほしいなと思う。     (2022.8 記)

     *

 1週間後の追記です

 先週に引き続き、全国小学生陸上交流大会というのを見る。

 こちらは、選手紹介の時に、手を挙げて頭を下げるくらいで、ポーズを取る子は少なくてホッとする(中には目立ちがり屋もいたが、愛嬌ですむ感じ)。

 インタヴューも3位までで、みんな頑張ったね、という感じでなかなかいい。

 びっくりしたのは、昔のソフトボール投げでなく、大砲の弾みたいなのを投げる競技(ピッチャーの山本由伸選手が練習の時に投げているやつのミニ版ですかね?)。知らなかった。

 時期が時期だけに、大砲の弾よりはソフトボールのほうが平和そうだが、じーじの考えすぎか?    (2022.8 記)

     *

 2024年夏の追記です

 昔、じーじが家裁調査官をやっていた時、スポーツエリートの子どもが挫折をした非行少年を時々見かけた。

 小さいころから運動が得意で活躍してきた子どもでも、高校では普通の選手で、注目をされなくなり、運動に熱中できずに挫折をして、代わりに悪さをする子が多かった。

 かわいそうだったが、彼らが自分で新しい道を見つけるのを見守ることしかできなかった。

 それでも、見守るおとなの存在が大切なのだろうと思う。

 静かに、温かく、見守る、おとなが大切なのだろうと思う。    (2024.8 記)

 

 

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ちいさな、ちいさな、子どもたちの物語2019-じーじの旅・親子のスケッチ

2024年08月19日 | 「おとな」の親を考える

 2019年のブログです

     *

 道の駅で休憩をしていると、いろいろとほほえましい光景を目にします。

 今朝は、歯ブラシをくわえたお父さんのうしろを、同じように歯ブラシをくわえた小さな男の子が歩いていて、なんとなく笑えます。

 その後ろには、髪の毛をまとめながら歩いているお母さんのあとを、これまた髪の毛をまとめようと苦戦中の小さな女の子が歩いていきます。

 見ていると、親とそっくりのことをしていて、きみたちは間違いなく親子だね、と言いたくなります。

 子どもというのは、本当に親と同じことをします。

 無意識のことなのでしょうが、すごいです。

 それも親の背中を見てのことですので、油断できません。

 できれば、いい背中を見せてあげたいな、と思います。

 自分ができなかった反省をこめて…。          (2019.8 記)

     *

 2024年夏の追記です

 今年も道の駅で歯ブラシ親子(?)を見つけました。

 まずはお兄ちゃんが歯ブラシをくわえて車から登場、続いて、次男坊、三男坊が歯ブラシをくわえて下車します。

 これで終わりかな、と思っていると、末っ子の女の子が歯ブラシを加えて出てきて、4人兄妹でした。

 最後にパパとママも歯ブラシをくわえて登場して、みんなで仲良く道の駅の洗面所に向かいました。

 すごいですねぇ。    (2024.8 記)

 

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3年ぶりにエゾユキウサギくんに会いました!-じーじの2021北海道の旅

2024年08月18日 | ひとり旅で考える

 2021年7月のブログです

     *

 朝、道の駅近くの公園の駐車場にタントくんをとめてぼーっとしていると、駐車場の入り口に黒い動物!

 犬かな?猫かな?と思って見ていると、なんか、ぴょん、ぴょん、しています。

 ぴょん、ぴょん?

 ぴょん、ぴょん、といえば、ウサギくん!

 そう、エゾユキウサギくんです。

 ユキウサギくんなのですが、夏なので真っ黒。

 3年前に会った時には茶色のユキウサギくんでしたが、今回は真っ黒くろすけくんです。

 駐車場の隣りが大きなとうもろこし畑なので、朝ごはんを食べにやってきたのかもしれません。

 じーじがなおもぼーっと見ていると、ユキウサギくんもじーっとしています。

 カウンセリングの時はしんぼう強いじーじですが、ふだんはどちらかというと短気なほうなので、じーじがタントくんから降りてみると、ユキウサギくんはあやしい気配を察知してか(?)、駐車場から動き出します。

 じーじもあとをついていくと、ユキウサギくんは道路でひなたぼっこをしています。

 じーじもひなたぼっこをしながら眺めていると、ユキウサギくんは近所のお宅の庭に隠れました。

 庭の中にユキウサギくんのおうちがあるのかもしれません。

 3年前に茶色のユキウサギくんと出会った場所からは200~300メートル離れたところ。

 同じユキウサギくんではなくて、たぶんご近所さんのユキウサギくんなのでしょう。

 エゾユキウサギくんの団地があるなんて(?)、いい町です、東川。     (2021.7 記)

     *

 2021年夏の追記です

 ぼーっとしていないと見えないものが世の中にはあるんですね。

 年寄りの特権ですね。     (2021.8 記)

    

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田中千穂子『プレイセラピーへの手びき-関係の綾をどう読みとるか』2011・日本評論社-その2・プレイセラピーを言葉にする

2024年08月18日 | 子どもの臨床に学ぶ

 2018年のブログです

     *   

 田中千穂子さんの『プレイセラピーへの手びき-関係の綾をどう読みとるか』(2011・日本評論社)を再読しました。

 2011年に簡単なブログを書いていますが、なんと7年ぶり。

 この間、修士論文の引用文献にさせてもらったりして、断片的な再読はしていましたが、改めての通読は本当に久しぶりになってしまいました(田中さん、ごめんなさい)。

 しかし、やっぱりすごい本です。

 プレイセラピーをこれだけ言葉にできた本は少ないと思います。

 子どもの動きだけでなく、セラピストの動き、セラピストのこころの動き、それらがとてもていねいに、細やかに記されています。

 田中さんがおっしゃる、セラピストの洗練された主観性、経験に裏づけられた専門的な勘、そういったものを高める工夫が示されます。

 そして、田中さんのセラピーで圧巻なのが親ごさんへの援助。

 親ごさんへの援助なしに子どもを助けることはできないという田中さんの強い覚悟が見えます。

 しばしばプレイセラピーが母子同席セラピーから始まるのも道理ですし、親子並行面接を含めてのプレイセラピー、という田中さんの主張にもうなずけます。

 同じ遊戯療法家のゲリー・ランドレスさんの、遊びは子どものことばである、という言葉をひかれていますが、子どもは本当に遊びの中でいろいろなことを示し、いろいろな成長をし、いろいろな創造をします。

 それを支えるのがセラピストのユーモアであり、遊びごごろであり、新鮮さであるようです。

 ウィニコットさんとの共通性を感じながら、とても勉強になりました。

 少しでも近づいていきたいと思います。      (2018 記)

 

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キタキツネくんを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもこんこん軽やかになります

2024年08月17日 | カウンセリングをする

 こころの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)でたまにやっています。

 また,メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も時々やっています。

 公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,2週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時に行なっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 1954年、北海道生まれ  

 1977年、家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

 2014年、放送大学大学院(臨床心理学プログラム)修了  

 2017年、臨床心理士

 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の相談・援助などを研究

 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006、『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011、『遊戯療法学研究』)ほか 

 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

 連絡先 メール  yuwa0421family@gmail.com    

 

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ナキウサギくん・北海道・開発-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年08月17日 | じいじ日記を書く

 2019年の日記です

     *

 今日のニュースを見ていたら、ナキウサギくんが出てきた。

 最近は北海道でもあまり山に行かないが、少し前までは北海道の山や湖の近くに出かけて、ナキウサギくんとよく会ったものだ。

 ウサギとはいうものの、ネズミのような大きさで、とても可愛い。

 小さいものはウサギでも人間でも可愛い(?)。

 有名なジャーナリストがナキウサギ裁判を担当した弁護士夫妻と一緒にナキウサギくんに会いにいって、会えた映像が微笑ましい。

 弁護士夫妻は昔、ナキウサギくんを原告とした山岳道路開発反対の裁判を起こしたという。そういえば、そういう話があった。

 裁判所が、ナキウサギくんには原告資格がない(?)、といって、もめていた記憶がある。

 そして、そこからナキウサギファンクラブが誕生して、ナキウサギくんの天然記念物への指定を目指しているという。

 ここまで見て、びっくり。というのは、実はじーじはナキウサギファンクラブの会員だからだ。

 最近は会費を払っていないので、もう除名されたかもしれないが…。

 天然記念物への運動は難航しているという。どうも開発がブレーキになっているらしい。

 ナキウサギくんの棲家を開発してもしようがないと思うが、観光開発という名の自然破壊が北海道では進む。北海道には開発局という名のお役所が今もあるくらいだ。

 しかし、時代はむしろ自然保護の時代だろう。

 ナキウサギくんをはじめとする貴重な自然動物が守られる時代になってほしいと切に望むところだ。     (2019.6 記)

     *

 2022年9月の追記です

 今朝のNHK「さわやか自然百景」を見ていたら北海道然別湖のナキウサギくんが出ていた。

 久しぶり。あいかわらず可愛い。

 来年の夏はぜひナキウサギくんに会いにいこうと思う。     (2022.9 記)

 

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