は~い、みなさんどうもこんばんは! そうだいでございまする。今日も一日お疲れさまでございましたねぇ!
関東地方は、先週のめっちゃくちゃ寒い朝夜が続いた数日間にくらべると、また残暑らしい蒸し暑さがだいぶ戻ってきましたが、それでもやっぱり去年のことを思えばずいぶんとラクですよね。2014年の夏も、いよいよおしまいですかな……あー、今年の夏も地獄だった。
いや~、今月10・11日の日本武道館2連戦、去年に引き続いてどっちも行きたいんだけどさぁ。ちょーっと今月ばかりはイレギュラーな事情で、まずどっちもってわけにはいかないのよねぇ。
そうなると、私としてはどうしても11日のBerryz工房のほうに行きたいんだけど……そっちも、なんかそうとう無理をしないと行けない余裕のなさでして。来年のこともあるし、なんとしても参上したいんですが……どうかな!? 今月末の日本武道館と11月26日の横浜アリーナには這ってでも行くつもりなんですけどねぇ。やっぱ、今月は1回だけにしぼっときますか。
さぁ、そんなこんなで今年もそろそろ後半戦に入ってきたということで、私は個人的に、来年あたまの引越しに向けた、家の中のいろんな物の整理を始めております。
まぁ、家っつったってせまいアパートの一人暮らしなもんですから、たいして大きな物もありゃせんのですが、気がつけばこの家もおおよそ10年、千葉で一人暮らしを始めた時代をトータルで考えたら16年にもなるもんですから、それなりに有象無象のアイテムが積み重なってきておりました。それをぜ~んぶ山形の実家に持ってくわけにもいかないんでねぇ。本とか DVDは、先に実家に郵送したり売り払ったりしているわけなんですが、それでからっぽになった本棚とか、かつて TVをのっけていたスチールボックスとかは、まっとうにちゃんと税金を払って処分しておりますです、はい。
できれば、実家に頼んで車一台の往復で足りるか、引越し業者さんに頼んでもそんなに出費にならずにすむくらいの量にまで減らしたいんですけどね。もともと、この前の引越しも自力と知り合いの方々のお車輸送で終わらせましたから、なんとかなるんじゃなかろうかと思います。いちばんおっきな荷物も、一人暮らし用のワンボックス冷蔵庫だもんね。あと、全高40cm、翼長60cm のキングギドラ(言うまでもなく昭和初代モデル)像。
そんで、今年の夏がようよう終わりゆくということで、もはや千葉であらたな夏を迎えることもなかろうという判断で、これから秋にかけては、夏物のTシャツあたりからどんどん片づけていこうという流れになってきました。
だいたいのものは、いちおう最後に1回着てから洗濯して、「そんじゃ、先に行っててね!」と一声かけてから段ボールにつめて送ることにしているのですが、えらいもんで、所有している衣類の実に90% が他人様からのもらいもんであるという「ファッションこだわり0%」の私でも、さすがにこれはちょっと……着て外に出るのはキッツいかなぁ、と判断してしまうTシャツが、衣装ケースの奥底の一角にいくつかたまってきているのでありました。
そこで、中には恩のある方からいただいたものもあるので「全部捨てる」とは言えないものの、いちおう千葉を去るにあたっての区切りにしたいということで、追悼の意味も込めて、ここに名前を列挙させていただきたいと思います。
わたくしごとでまことに恐縮なんですが……って、ほんとに逃げも隠れもできないわたくしごとじゃねぇかァア!! 個人ブログなんで、そこはよろしく御寛恕してネ☆ まぁいろいろと、文字にして残しておかないともったいないと感じる思い出もあるわけなのよォ。確実に忘れますからね、こんなもん。
《2014夏のさよなら企画 できれば川に流したいTシャツ流星群》
1、大学入学時に実家から持ってきたらしい「 YAMAGATA」Tシャツ(濃紺)
1998年に千葉に引っ越してきたときに持ってきたと思われるTシャツ。
濃紺で前面にプリントはなく、一見ふつうのTシャツのように見えるのだが、背面にしっかり白文字で「 YAMAGATA」と大書されている。その上、中央に位置する「G」の文字がサクランボのイラストにアレンジされているという致命的欠陥から、千葉はおろか本国・山形でさえも着ることがはばかられる亡国流浪の運命を背負ってしまった哀しきTシャツ。
1998~2001年の大学生時代に部屋着として使われていたが、びろびろのくったくたになったので退役していた。
2、七世・市川染五郎主演の舞台『ハムレット』を観た記念に買ったTシャツ(ブラック)
1998年9月に池袋サンシャイン劇場で上演されたものを観たときに買う。
確か、関東地方に来て初めて観た有名人の主演舞台だったかと思われる。とはいえ、お目当ては染五郎ではなく、オフィーリア役の奥菜恵さんだった。
Tシャツ自体は前面に小さく英字でタイトルがプリントされているだけのおしゃれなものだったのだが、タイトルが超有名なものであるがゆえにどことなくこっぱずかしく、さらに当時、演劇の道を夢見て劇団サークルに所属していたがために、「えぇ~、芝居好きでハムレットって書いてあるTシャツ着てんの~?」というあまりにもベタなイメージを周囲に喚起させることを敬遠して、自分で勝手に封印していた。
芝居の『ハムレット』自体に特に印象は残っていないのだが、隣の座席にいた同年くらいの青年が、奥菜さんがでるたびに自前の双眼鏡を「スチャッ。」とかまえて舞台を凝視し、奥菜さんのオフィーリアが狂死したあとの後半はずっと居眠りしていたのが非常に心に残った。オフィーリアって、けっこう早めにいなくなるんですよね……
ちなみに、かくいう自分も終演後に劇場で「MEGUMI OKINA」と印字されたオペラグラスを購入していたのだが、日常生活で利用する機会などあろうはずがなく、こちらは数年前の引越し時に捨てている。
3、目黒のアスベスト館に上映会を観に行った記念に買った「土方巽」Tシャツ(ホワイト)
大学生時代にアスベスト館で開催された舞踏フィルムの上映会を観た際に記念に買う。
1998年か99年の夏休みのヒマな時に、雑誌『ぴあ』で知った土方巽や燔犧大踏鑑(はんぎだいとうかん)、大野一雄らの舞踏の記録フィルムを上映する会に行く。フィルムの上映のための設備とほぼ満員の客席で空間も狭く暗くなっていて、イメージしていたよりもきわめてまっとうで小さな場だと感じた。その後、2003年に閉鎖されたことを考えると、今さらながら、アスベスト館にはあと何回か学生時代に行っておくべきだったと後悔している。
その場では、前面に土方巽の顔写真がプリントされたTシャツと白水社文庫の『病める舞姫』というミーハーにも程のある買い物をしていた。これも『ハムレット』同様に、「土方ですか……?」という周囲の怪訝な目を勝手に危惧して封印していた。
4、お台場のフジテレビ社屋で買った「 HEY!HEY!HEY!」Tシャツ(グレー)
1998年に『松本人志の新・一人ごっつ』が企画した「お笑い共通一次試験」の答案用紙をもらいに行った際についでに買う。
まだなんの歓楽施設もできていない時期のお台場だったと思う。答案用紙をもらうだけで帰るのもどうかと思いグッズ店で購入した、番組ロゴがでかでかと前面にプリントされたTシャツ。
以後、年に1回ほどの割合で演劇の稽古着として着ることもあったのだが、着た際の周囲の反応がことごとくかんばしからざるものであったことから、21世紀初頭からは封印されていた。
赤・青・白のトリコロールロゴは好きなデザインだし、番組もレギュラー放送形式が終了してから2年になろうかとしているので、もう少ししたら着て歩いてもいいような気がするのだが……ダメ?
5、大学サークルで演劇を上演した記念につくったTシャツ(オレンジ)
2000年11月の大学祭に、所属していたサークルで犯人当て推理劇を上演したときに記念で製作し販売もしたTシャツの自分用。
プリントにロゴや顔写真は利用せず、造花に火をつけた写真だけをあしらったシンプルなデザインにしてある。推理劇の内容にはまったく関係のないTシャツになったのだが、大学祭のノリというものは恐ろしいもので、意外と売れた。
自分で作ったものを着るのも……という観点から、使用は見送られていた。
6、大学サークルの先輩にもらった「は~ん」Tシャツ(ホワイト)
大学サークルの先輩にもらった、マンガ『行け!!南国アイスホッケー部』(1993~98年 作・久米田康治)の読者プレゼントグッズと思われるオリジナルTシャツ。
白地Tシャツの前面に、「は~ん」というお決まりのセリフがプリントされており、よく見るとその3文字が無数の「こすこすこすこす……」という小さな文字でかたちづくられているという、作品の気風を非常に忠実かつ精密にデザイン化した逸品。
その逸品ぶりゆえに、完全に門外不出なTシャツになってしまい、元はといえば、先輩が自分にくれた理由も「着れない。」というその一点のみに起因していた。
7、韓国の演劇祭に出演した時に記念でもらったTシャツ(うすだいだい色)
2003年7月に韓国で開催された「第3回密陽(ミリャン)夏公演芸術祝祭」(場所・密陽市密陽演劇村ゲリラテント劇場)に出演したときにいただく。
大学を卒業してから劇団員になった当時、演劇の縁でよそさまの劇団にいただいたり、自分たちの劇団で製作した公演記念Tシャツは多く、その中でも着られるものは普通に日常で使っているのだが、これは背面に演劇祭の主催者さんのお顔がでかでかとプリントされていたために、使用することはなかった。お国柄、ですかね……
夏のミリャンは暑さと蚊のかゆみのしつこさが尋常でなかったのだが、他のどの海外公演よりも、ここでの体験がいちばん楽しかったと記憶している。基本的にぜんぶ素朴で辛かったけど、料理おいしかったなぁ。
8、台湾で演劇公演をした時に劇場を所有していた児童劇団さんにもらったTシャツ(ブラック)
2003年12月に台湾の台北・牯嶺街(クーリンチェ)小劇場で演劇公演をしたときにいただく。
児童劇団さんが製作したTシャツで、楽器を持ったかわいい怪獣や色とりどりの風船が全体にあしらわれていたため、デザイン自体は良いのだが、さすがに20~30代の男が着て歩くのは……ということでありがたく封印させてもらっていた。
台北でお世話になったみなさまは優しくてフランクな方々ばかりだった。牛肉麺(にうろーめん)も魯肉飯(るーろーはん)もおいしかったなぁ。
9、月刊『Newtype 』の付録の「式波=アスカ=ラングレー」Tシャツ(グレー)
2009年6月に発売された7月号で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』公開記念として付録になったTシャツ。
Tシャツ自体には「EVANGELION 2.0」とプリントされているのだが、添えられているアスカのイラストが新作の「式波さん」ではなく、完全に旧作の「惣流さん」のもののリサイクルであるというパッとしなさに、呆れて封印していた。いらない……けど買ってしまった。
だいたい、こんなもんなんですけどね。
さぁ、この中で、無事に山形に送られるTシャツは、いくつあるのかな!?
あぁ~、他人様にとっては心底どうでもいい内容でしたね、特に今回は。
ともあれ、これらのヘンなTシャツのみなさん、今までたいへんお世話になりました。成仏しなっせ!!
関東地方は、先週のめっちゃくちゃ寒い朝夜が続いた数日間にくらべると、また残暑らしい蒸し暑さがだいぶ戻ってきましたが、それでもやっぱり去年のことを思えばずいぶんとラクですよね。2014年の夏も、いよいよおしまいですかな……あー、今年の夏も地獄だった。
いや~、今月10・11日の日本武道館2連戦、去年に引き続いてどっちも行きたいんだけどさぁ。ちょーっと今月ばかりはイレギュラーな事情で、まずどっちもってわけにはいかないのよねぇ。
そうなると、私としてはどうしても11日のBerryz工房のほうに行きたいんだけど……そっちも、なんかそうとう無理をしないと行けない余裕のなさでして。来年のこともあるし、なんとしても参上したいんですが……どうかな!? 今月末の日本武道館と11月26日の横浜アリーナには這ってでも行くつもりなんですけどねぇ。やっぱ、今月は1回だけにしぼっときますか。
さぁ、そんなこんなで今年もそろそろ後半戦に入ってきたということで、私は個人的に、来年あたまの引越しに向けた、家の中のいろんな物の整理を始めております。
まぁ、家っつったってせまいアパートの一人暮らしなもんですから、たいして大きな物もありゃせんのですが、気がつけばこの家もおおよそ10年、千葉で一人暮らしを始めた時代をトータルで考えたら16年にもなるもんですから、それなりに有象無象のアイテムが積み重なってきておりました。それをぜ~んぶ山形の実家に持ってくわけにもいかないんでねぇ。本とか DVDは、先に実家に郵送したり売り払ったりしているわけなんですが、それでからっぽになった本棚とか、かつて TVをのっけていたスチールボックスとかは、まっとうにちゃんと税金を払って処分しておりますです、はい。
できれば、実家に頼んで車一台の往復で足りるか、引越し業者さんに頼んでもそんなに出費にならずにすむくらいの量にまで減らしたいんですけどね。もともと、この前の引越しも自力と知り合いの方々のお車輸送で終わらせましたから、なんとかなるんじゃなかろうかと思います。いちばんおっきな荷物も、一人暮らし用のワンボックス冷蔵庫だもんね。あと、全高40cm、翼長60cm のキングギドラ(言うまでもなく昭和初代モデル)像。
そんで、今年の夏がようよう終わりゆくということで、もはや千葉であらたな夏を迎えることもなかろうという判断で、これから秋にかけては、夏物のTシャツあたりからどんどん片づけていこうという流れになってきました。
だいたいのものは、いちおう最後に1回着てから洗濯して、「そんじゃ、先に行っててね!」と一声かけてから段ボールにつめて送ることにしているのですが、えらいもんで、所有している衣類の実に90% が他人様からのもらいもんであるという「ファッションこだわり0%」の私でも、さすがにこれはちょっと……着て外に出るのはキッツいかなぁ、と判断してしまうTシャツが、衣装ケースの奥底の一角にいくつかたまってきているのでありました。
そこで、中には恩のある方からいただいたものもあるので「全部捨てる」とは言えないものの、いちおう千葉を去るにあたっての区切りにしたいということで、追悼の意味も込めて、ここに名前を列挙させていただきたいと思います。
わたくしごとでまことに恐縮なんですが……って、ほんとに逃げも隠れもできないわたくしごとじゃねぇかァア!! 個人ブログなんで、そこはよろしく御寛恕してネ☆ まぁいろいろと、文字にして残しておかないともったいないと感じる思い出もあるわけなのよォ。確実に忘れますからね、こんなもん。
《2014夏のさよなら企画 できれば川に流したいTシャツ流星群》
1、大学入学時に実家から持ってきたらしい「 YAMAGATA」Tシャツ(濃紺)
1998年に千葉に引っ越してきたときに持ってきたと思われるTシャツ。
濃紺で前面にプリントはなく、一見ふつうのTシャツのように見えるのだが、背面にしっかり白文字で「 YAMAGATA」と大書されている。その上、中央に位置する「G」の文字がサクランボのイラストにアレンジされているという致命的欠陥から、千葉はおろか本国・山形でさえも着ることがはばかられる亡国流浪の運命を背負ってしまった哀しきTシャツ。
1998~2001年の大学生時代に部屋着として使われていたが、びろびろのくったくたになったので退役していた。
2、七世・市川染五郎主演の舞台『ハムレット』を観た記念に買ったTシャツ(ブラック)
1998年9月に池袋サンシャイン劇場で上演されたものを観たときに買う。
確か、関東地方に来て初めて観た有名人の主演舞台だったかと思われる。とはいえ、お目当ては染五郎ではなく、オフィーリア役の奥菜恵さんだった。
Tシャツ自体は前面に小さく英字でタイトルがプリントされているだけのおしゃれなものだったのだが、タイトルが超有名なものであるがゆえにどことなくこっぱずかしく、さらに当時、演劇の道を夢見て劇団サークルに所属していたがために、「えぇ~、芝居好きでハムレットって書いてあるTシャツ着てんの~?」というあまりにもベタなイメージを周囲に喚起させることを敬遠して、自分で勝手に封印していた。
芝居の『ハムレット』自体に特に印象は残っていないのだが、隣の座席にいた同年くらいの青年が、奥菜さんがでるたびに自前の双眼鏡を「スチャッ。」とかまえて舞台を凝視し、奥菜さんのオフィーリアが狂死したあとの後半はずっと居眠りしていたのが非常に心に残った。オフィーリアって、けっこう早めにいなくなるんですよね……
ちなみに、かくいう自分も終演後に劇場で「MEGUMI OKINA」と印字されたオペラグラスを購入していたのだが、日常生活で利用する機会などあろうはずがなく、こちらは数年前の引越し時に捨てている。
3、目黒のアスベスト館に上映会を観に行った記念に買った「土方巽」Tシャツ(ホワイト)
大学生時代にアスベスト館で開催された舞踏フィルムの上映会を観た際に記念に買う。
1998年か99年の夏休みのヒマな時に、雑誌『ぴあ』で知った土方巽や燔犧大踏鑑(はんぎだいとうかん)、大野一雄らの舞踏の記録フィルムを上映する会に行く。フィルムの上映のための設備とほぼ満員の客席で空間も狭く暗くなっていて、イメージしていたよりもきわめてまっとうで小さな場だと感じた。その後、2003年に閉鎖されたことを考えると、今さらながら、アスベスト館にはあと何回か学生時代に行っておくべきだったと後悔している。
その場では、前面に土方巽の顔写真がプリントされたTシャツと白水社文庫の『病める舞姫』というミーハーにも程のある買い物をしていた。これも『ハムレット』同様に、「土方ですか……?」という周囲の怪訝な目を勝手に危惧して封印していた。
4、お台場のフジテレビ社屋で買った「 HEY!HEY!HEY!」Tシャツ(グレー)
1998年に『松本人志の新・一人ごっつ』が企画した「お笑い共通一次試験」の答案用紙をもらいに行った際についでに買う。
まだなんの歓楽施設もできていない時期のお台場だったと思う。答案用紙をもらうだけで帰るのもどうかと思いグッズ店で購入した、番組ロゴがでかでかと前面にプリントされたTシャツ。
以後、年に1回ほどの割合で演劇の稽古着として着ることもあったのだが、着た際の周囲の反応がことごとくかんばしからざるものであったことから、21世紀初頭からは封印されていた。
赤・青・白のトリコロールロゴは好きなデザインだし、番組もレギュラー放送形式が終了してから2年になろうかとしているので、もう少ししたら着て歩いてもいいような気がするのだが……ダメ?
5、大学サークルで演劇を上演した記念につくったTシャツ(オレンジ)
2000年11月の大学祭に、所属していたサークルで犯人当て推理劇を上演したときに記念で製作し販売もしたTシャツの自分用。
プリントにロゴや顔写真は利用せず、造花に火をつけた写真だけをあしらったシンプルなデザインにしてある。推理劇の内容にはまったく関係のないTシャツになったのだが、大学祭のノリというものは恐ろしいもので、意外と売れた。
自分で作ったものを着るのも……という観点から、使用は見送られていた。
6、大学サークルの先輩にもらった「は~ん」Tシャツ(ホワイト)
大学サークルの先輩にもらった、マンガ『行け!!南国アイスホッケー部』(1993~98年 作・久米田康治)の読者プレゼントグッズと思われるオリジナルTシャツ。
白地Tシャツの前面に、「は~ん」というお決まりのセリフがプリントされており、よく見るとその3文字が無数の「こすこすこすこす……」という小さな文字でかたちづくられているという、作品の気風を非常に忠実かつ精密にデザイン化した逸品。
その逸品ぶりゆえに、完全に門外不出なTシャツになってしまい、元はといえば、先輩が自分にくれた理由も「着れない。」というその一点のみに起因していた。
7、韓国の演劇祭に出演した時に記念でもらったTシャツ(うすだいだい色)
2003年7月に韓国で開催された「第3回密陽(ミリャン)夏公演芸術祝祭」(場所・密陽市密陽演劇村ゲリラテント劇場)に出演したときにいただく。
大学を卒業してから劇団員になった当時、演劇の縁でよそさまの劇団にいただいたり、自分たちの劇団で製作した公演記念Tシャツは多く、その中でも着られるものは普通に日常で使っているのだが、これは背面に演劇祭の主催者さんのお顔がでかでかとプリントされていたために、使用することはなかった。お国柄、ですかね……
夏のミリャンは暑さと蚊のかゆみのしつこさが尋常でなかったのだが、他のどの海外公演よりも、ここでの体験がいちばん楽しかったと記憶している。基本的にぜんぶ素朴で辛かったけど、料理おいしかったなぁ。
8、台湾で演劇公演をした時に劇場を所有していた児童劇団さんにもらったTシャツ(ブラック)
2003年12月に台湾の台北・牯嶺街(クーリンチェ)小劇場で演劇公演をしたときにいただく。
児童劇団さんが製作したTシャツで、楽器を持ったかわいい怪獣や色とりどりの風船が全体にあしらわれていたため、デザイン自体は良いのだが、さすがに20~30代の男が着て歩くのは……ということでありがたく封印させてもらっていた。
台北でお世話になったみなさまは優しくてフランクな方々ばかりだった。牛肉麺(にうろーめん)も魯肉飯(るーろーはん)もおいしかったなぁ。
9、月刊『Newtype 』の付録の「式波=アスカ=ラングレー」Tシャツ(グレー)
2009年6月に発売された7月号で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』公開記念として付録になったTシャツ。
Tシャツ自体には「EVANGELION 2.0」とプリントされているのだが、添えられているアスカのイラストが新作の「式波さん」ではなく、完全に旧作の「惣流さん」のもののリサイクルであるというパッとしなさに、呆れて封印していた。いらない……けど買ってしまった。
だいたい、こんなもんなんですけどね。
さぁ、この中で、無事に山形に送られるTシャツは、いくつあるのかな!?
あぁ~、他人様にとっては心底どうでもいい内容でしたね、特に今回は。
ともあれ、これらのヘンなTシャツのみなさん、今までたいへんお世話になりました。成仏しなっせ!!